日曜劇場「さよならマエストロ」の第9話(3月10日放送)は、ついに響が音楽を辞めた過去があきらかになっていきます。
俊平(西島秀俊)は、響の心に寄り添うことができなかった事に心を痛めています。
そんな中、シュナウザー先生から譜面が届き・・・。
ついに、父と娘は和解するのでしょうか?
それではドラマ「さよならマエストロ」第9話のあらすじネタバレと感想です。
「さよならマエストロ」の第9話予告
「さよならマエストロ」第9話の見どころ
- 晴海フィルが仙台オーケストラフェスティバルに参加決定!
- 響の過去が判明!
- ついに響と俊平が和解!?
「さよならマエストロ」第9話ネタバレ
晴見フィル、仙台オーケストラフェスティバルへの挑戦
晴見フィルが仙台オーケストラフェスティバルに参加という朗報が届きます。
海が動画を作ってくれたこと、そしてコンマスの「アパッシオナート』のコメントが反響を呼びました。
これは、今後の活動を続けるための最後の望みであり、最後の演奏になるかもしれないという状況の中での、貴重な機会となります。
古谷(玉山鉄二)たちメンバーは、再びみんなで演奏できることに大喜びしています。
しかし、遠征費用や練習場所など、課題も山積みでした。
古谷は、俊平の思い入れのある曲がいいと「シューマンのライン」を選びました。
ラインは、ウィーンの記念コンサートで最後に指揮した曲でした。
また、ドイツに住んでいた頃、幼い響と一緒にライン川のほとりをよく散歩していたことを思い出しました。
シュナイダー先生からの譜面
そんな中、ドイツのシュナイダー先生から俊平(西島秀俊)に譜面が届きます。
その譜面にインスピレーションを受けた俊平は、久しぶりに曲作りに没頭します。
俊平は、倉庫に眠っていたアップライトピアノで楽譜を書き始めます。
熱海での音楽合宿
瑠李(新木優子)の尽力により、晴見フィルは熱海にある保養施設を練習会場として確保します。
響(芦田愛菜)も大輝(宮沢氷魚)に誘われて車で現地へ向かいます。
大輝は、響と俊平が再会して音楽ができることは「運命」だと思っていました。
合宿所に着くと、すぐに練習を始めます。
こうやってまた、晴海フィルメンバーで音を奏でることを嬉しく思う俊平。
練習が終わると、俊平は一人である手紙を見ていました。
響は、食事が出来たと俊平を呼びに来ると、その手紙を見てしまいます。
それは、シュナイダー先生からの手紙でした。
シュナイダー先生は、音楽を離れた俊平が、かつてドイツを離れ、四国に移り住んだ自分と同じだと重ね合わせていました。
妻を亡くしたシュナイダー先生、俊平は娘の心を失くした俊平。
一番大切な人に喝采を浴びなければ意味がないと音楽を離れたシュナイダー先生の前に18歳の俊平が現れ、子供の頃初めて音楽に会い、おとなになっても音楽を奏でる楽しみを追い求める子供であることを思い出させてくれた。
響と俊平の日々が豊かであるようにという内容が書かれていました。
響も、この手紙を読み、心撃たれます。
合宿から帰ってきた響は、大輝の家に立ち寄りました。
響は、自分は幼い頃から音楽に囲まれて育ち、幸せな日々を過ごしたとことを話し始めます。
父が指揮者で、自分がソリストになって音楽を奏でたいという夢。
だけど12歳の時、うちにはお金がないからそんな高いバイオリンは買えないと言った子のレベルは自分より格段に上で、一番近くにいる父とは才能のレベルが全然違うのかもしれない、ソリストにはもっとふさわしい人がいるかもしれないという不安が襲いかかっていました。
人の1,000倍練習すれば報われると思ったけれど、母に苦しんでやる必要はない!と言われたけれど、圧倒的じゃないとだめなんだ!と練習しまくった。
15歳のコンクールで、心から夢中になった時、響という名前「美しい響」の意味をわかった気がしました。
観客席で、拍手喝采を送る俊平。
メンデルソンのコンチェルトをやっと弾ける!と喜んだとき、ファイナルはみれないけれど、少しアドバイスしたら、もうこれ以上弾けない・・・絶望を感じてファイナルには出ずに劇場を逃げ出し、事故に遭った響。
その日、夢を掴みかけた俊平は、音楽を辞めました。
全てを聞いた大輝は、だけどマエストロは帰ってきたと微笑みかけます。
帰宅した響は、俊平からの手紙を全て読みました。
手紙には、響の体調をやったり、幼いころの思い出などがちりばめられていて、音楽の事は一切書かれていませんでした。
帰宅した俊平に、響はバイオリンを手にして、一緒に演奏する約束があったでしょ?と微笑みます。
ピアノを弾く俊平。
笑顔でバイオリンを弾く響・・・。
ドイツで過ごした日々を振り返る響と俊平。
二階では、海が二人の演奏を聴いて涙を流しています。
演奏が終わると、響は俊平に謝りました。
俊平は、一人ぼっちで音楽を続けていたことに気づかず、崖の上から響を突き落としてしまったことを謝りました。
響は、またバイオリンを引いて良いのかと尋ねます。
ガラスのコップを叩いて笑った時から、音楽家なんだという俊平。
響は、もう長い休みはおしまい。おかえり!と俊平に微笑みかけました。
「さよならマエストロ」第9話の感想
「さよならマエストロ」第9話は、芦田愛菜ちゃんの演技がとにかく素晴らしくて、涙ボロボロでした。
西島秀俊さんの演技も最高で、声に癒やされるんですよね・・・。
響と俊平が仲直りしたことで、海も声を殺して泣いていました。
家族がまた、あの時のように音楽に包まれて幸せな時間が流れ始めました。
「もう大丈夫」という響の一言が、俊平にとって一番の後押しになったと思います。
「さよならマエストロ」次週最終回のあらすじと展開予想
「さよならマエストロ」キャスト相関図
「さよならマエストロ」のキャストなどまとめ
役名 | 役柄 |
夏目俊平(なつめ しゅんぺい) 西島秀俊 | 主人公。元指揮者。娘との関係に悩む。若くして海外で活動し、数々の著名なオーケストラと共演してきた天才マエストロ(指揮者)。5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族は俊平のもとを去り、俊平自身は音楽界から離れていた。 |
夏目響(なつめ ひびき)〈20〉芦田愛菜 | 俊平の娘。晴見市役所総務課に勤務している。5年前の“ある事件”をきっかけに俊平とは不仲。 |
森大輝(もり だいき)宮沢氷魚 | トランペット奏者。努力家だが、演奏に難がある。響と同じ市役所の観光課に勤務。 |
内村菜々(うちむら なな) 久間田琳加 | ティンパニ奏者。大学生。高校時代のトラウマがある。 |
古谷悟史(ふるや さとし)玉山鉄二 | 団長。ファゴット奏者。晴見市役所観光課の職員。響の上司。俊平を指揮者として招聘。 |
近藤益夫(こんどう ますお)津田寛治 | コンサートマスターでバイオリン奏者。建設会社の社長。指揮者志望で俊平を快く思わない。 |
夏目志帆(なつめ しほ)石田ゆり子 | 俊平の元妻で響と海の母親。画家。俊平を晴見フィルハーモニーの指揮者に推薦する理由がある。 |
夏目海(なつめ うみ)大西利空 | 俊平の息子。フランス生まれの帰国子女。高校2年生。父と姉の関係をさり気なくフォローする。 |
谷崎天音(たにざき あまね)當真あみ | 高校2年生。楽天的。音楽経験はゼロだが晴見フィルハーモニーに入るが、ある秘密を抱えていて…… |
小村二朗(こむら じろう)西田敏行 | カフェ「うたカフェ二朗」の店主で、大輝の祖父。晴見フィルハーモニーの最古参で、俊平とも過去に深い縁がある。 |
倉科瑠李(くらしな るり)新木優子 | フルート奏者。恋愛絡みで事件を起こして数多のオケをクビになってきた。狙った獲物は決して逃がさない通称“カルメン”。 |
鏑木晃一(かぶらぎ こういち)満島真之介 | 物語の鍵を握る謎の男。5年前の“ある事件”を知っているようで近づく。晴見フィルに大きな波紋を呼ぶ。 |
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脚本 | 大島里美
「凪のお暇」「妻、小学生になる。」など |
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