さよならマエストロ

さよならマエストロ【第1話ネタバレ感想】シロさんが料理下手?

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日曜劇場「さよならマエストロ」の第1話(1月14日放送)は、主人公の世界的指揮者・夏目俊平(西島秀俊)のウィーンでの輝かしい活躍の裏で、

娘・響(芦田愛菜)が事故に遭ったことがきっかけになり10年ぶりに再会する様子が描かれました。

帰国した俊平は、晴海市の廃部寸前のオーケストラと出会い・・・。

それではドラマ「さよならマエストロ」第1話のあらすじネタバレと感想です。

「さよならマエストロ」の第1話予告

「さよならマエストロ」キャスト相関図

引用:https://www.tbs.co.jp/sayonaramaestro_tbs/chart/

 

さよならマエストロ【キャスト相関図】画像付きで登場人物全員を徹底解説!日曜劇場「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜」が、2024年1月よりスタートします。 西島秀俊さんと芦田愛菜さんの父と...

「さよならマエストロ」第1話ネタバレ

世界的指揮者・夏目俊平の大舞台

5年前、45歳の夏目俊平(西島秀俊)は、ウイーンの広場を駆け回り大ホールへと向かいます。

一世一代の大舞台、ウィーンの大ホールで輝かしい指揮者として活躍が決まり、夢が叶った瞬間でした。

しかし、その成功の裏で、娘の響が、最悪な出来事に巻き込まれていたことを知らずにいました。

娘・響の事故

娘・響はバイオリンのコンクールを抜け出し、事故に遭ったと妻の志帆(石田ゆり子)から連絡が入ります。

肩を落とし、青ざめながらも俊平は、懸命に指揮台に上がります。

5年後の2023年

俊平は、ウィーンの大学で働き、娘の響に手紙を書こうとしていたところ、妻・志帆から連絡が入ります。

家族は俊平の元を去り、俊平は指揮者の職を辞めていました。

そんな俊平は、てっきり離婚届を返信してくれという催促の電話だと思い、謝ります。

日本にいる画家の妻・志帆(石田ゆり子)から5年ぶりの連絡は、

画家の志帆がフランスでの仕事が忙しくなり、

子供たちの世話を頼みたく、帰国してほしいというものでした。

20年ぶりに帰国

こうして、俊平は20年ぶりに日本に帰国します。

志帆の地元・静岡に着くと、二十歳になり市役所に勤務する娘の響と、高校生になった息子の海と5年ぶりに再会します。

志帆のかわりに、さっそく俊平は夕飯の準備に取り掛かりますが、俊平は音楽以外のことに全く能力がない上に、家事もまるでできません。

料理は焦がすし、響は怒って部屋に閉じこもってしまいます。

古谷悟史(玉山鉄二)

翌朝、俊平の前に現れたのは晴見市役所観光課の古谷悟史(玉山鉄二)。

彼は晴見フィルハーモニーの団長であり、楽団の存続をかけて俊平に指揮を頼みに来たのです。

しかし、志帆が古谷に指揮を頼んでいたことが発覚し、俊平は葛藤します。

古谷は、指揮棒を一振りもしなくていい、むしろ世界的指揮者の俊平の名前だけ貸してほしいと言います。

晴海フィルの練習

晴見市長の白石一生から、助成金の打ち切りのため晴見フィルは廃団だと聞いた俊平は、晴海フィルの練習に参加すると衝撃の事実を知ります。

晴海フィルの練習場は、晴海市の立派なホールでした。

楽団員たちは、世界的マエストロの俊平が自分たちの演奏を聴いていると思うだけで、緊張が走ります!

もっと練習しておけばよかった・・・と後悔します。

演奏が終わると、俊平の表情は曇り、無言のまま練習場を出ていこうとします。

振り返った俊平は、ひとつだけ・・・と、ある提案をします。

それは、楽譜をしまって、即興で作曲してはどうかというものでした。

そんなこと出来るはずがないとざわつく楽団員たちに、目をつぶって、と指示します。

静まり返った練習場は、空調の音が静かに響きます。

そんな中、森大輝(宮沢氷魚)のトランペットの素晴らしい音色が響くと、楽団員たちはそれに続いてそれぞれの楽器で好きな音を奏で始めたのです。

俊平は、久しぶりのオーケストラの音に思わず笑顔に!

俊平は、無理に楽譜に合わせて音を奏でるのではなく、耳を澄ませること、それが音楽の始まりだと微笑みました。

練習場を出る俊平の靴の音が響きます。

楽団員たちは、さすが世界的指揮者だと感動します。

オケは断ろう

そんな俊平に、市長の白石が声を掛け、この立派な晴海市のホールもバブル期の遺産だし、

音楽では財政を立て直せるはずもないから、他のオケに行ってくれと言います。

 

帰宅すると、娘の響も、オケをやるならば、他のオケにしてくれと言い放ち、自分の部屋に閉じこもります。

翌日、俊平は、やっぱりオケの話しは断ろうと練習場へと向かいました。

すると、トランペットでスタッカートの練習をする大輝に、餃子のタレをちょこっと付ける感じで吹いてみてとアドバイスする俊平。

断るつもりだったのに!

うっかりアドバイスしてしまったことに焦る俊平!!

俊平は、練習場を慌てて出ていきますが、追いかける古谷と大輝!

うたカフェ二朗

二人は、俊平を大輝の祖父・小村二朗(西田敏行)のカフェ「うたカフェ二朗」に連れていきました。

二朗は、晴海フィルの結成当時からの団員で歴史を知る人物でした。

結成当時は景気が良かったけれど、もはや予算もないし、俊平はここに来るのが遅かったとぼやく二朗。

ダダダダーン

再び、練習場へ足を運んだ俊平に、アドバイスを楽団員たち。

ベートーベン先生の運命の出だしの「ダダダダーン」は鳥の鳴き声の説があるが、どんなことを思って作ったのと思うか?と尋ね、これは宿題にすると言います。

団員たちは、思い思いにダダダダーンの音を巡らせました。

指揮者志望の近藤益夫(津田寛治)は、恐妻・洋子(LiLiCo)がピリピリしながら料理をするときの包丁の音に聞こえ、身震いします。

高校時代のトラウマがある内村菜々(久間田琳加)は、閉じこもった部屋をドンドンと叩かれたときの音に聞こえました。

指揮者を辞めた理由

一方、練習後に「うたカフェ二朗」に立ち寄った俊平は、

二朗に、なぜ指揮者を辞めたのかと聞かれます。

5年前に娘に大変な思いをさせてしまい、音楽をする資格がないと思って指揮者を辞めたと打ち明けます。

失ったなにかをここに探しにきたのかという二朗・・・。

晴海フィルの廃団が決定

その頃、晴海市議会では、晴海フィルの予算打ち切りが決定し、3月いっぱいでは廃団、晴海ホールは外資企業へ売り渡すことが決まります。

古谷は、こんなボロボロのオケなのに、俊平に声を掛けたことを謝ります。

20年以上晴海フィルに在籍していた古谷にとって、みんなと音楽を奏でている時間は、気持ちが落ち着く大事な時間でした。

古谷の気持ちに心動かされた俊平は、久しぶりに楽譜を開きます。

宿題

すると、内村菜々(久間田琳加)のティンパニの音が聴こえてきます。

菜々は、高校の最後の大会でやっとティンパニを任されたけれど、

いざ本番になると、頭が真っ白になり、どんどん焦って、自分のせいで全国大会に行けずに責任を感じて、それから音を出すことが怖くなったと打ち明けます。

この時のトラウマが心に深く残っている菜々は、宿題のダダダダーンは、お前のせいだ!と責められているように聞こえると言いました。

これを聞いた俊平は、新しい解釈だ!!と立ち上がり、新たな発見に目を輝かせます。

そして、指揮者は間違いを見つけて叱るのではないし、

オケは演奏する中で、いろんな感情や役を演じることができる素晴らしいものだ!!と両手を挙げ笑顔で菜々の不安を払拭します。

この話しを聞いていた響・・・。

 

帰宅した俊平は、ウイーンから贈った響宛のたくさんの手紙を発見します。

息子の海は、二人ともあの時から時が止まっていると指摘します。

その夜、響もなかなか眠ることができませんでした。

 

翌朝、俊平は朝ごはんを作ると、今までまともに焼くことができなかったパンケーキを上手に焼くことに成功します!

そして、響にある決断を伝え・・・。

マエストロ

晴海フィルの定期演奏会当日。

廃部が決まった楽団員たちは、がっかりと肩を落としています。

すると、そこに俊平が燕尾服を着て現れます!!

音楽は人の心を救うことが出来ると確信を持つ俊平は、廃部までの3ヶ月、一緒にやっていくと決意発表します。

指揮台に上がる俊平は、ベートーベン先生の運命のタクトを振ります。

圧倒される響

その頃、軽トラで配送の仕事中の羽野連(佐藤緋美)はホールの前を通りかかります。

そして女子高生の谷崎天音(當真あみ)は、定期演奏会のポスターを眺めていると、係員をしていた響に、大ホールへ案内されます。

ホールの扉を開けた響は、父のタクトを振る姿、そして音楽に圧倒されて声が出ません。

演奏が終わると、観客は大興奮!!

笑顔で楽しそうにタクトを振る俊平!!

楽団員たちは実力以上の力が引き出されていました。

古谷の家にいる女性

古谷が帰宅すると、指揮台に立つ俊平は凄い!とキッチンで料理を作る女性に興奮気味で話します。

その女性とは、志帆で・・・。

「さよならマエストロ」第1話の感想

「さよならマエストロ」の第1話は、まずは音楽って素敵だなと思いました!

クラッシック音楽は、難しいイメージがあるオーケストラですが、実際にホールで聴くと、本当に素晴らしい音色に圧倒されますよね。

監修は広上淳一さん、東京音楽大学が全面協力で、角野隼斗さんも参加されていて、とっても豪華ですね!

さて、「さよならマエストロ」のストーリーは、冒頭はウィーンで撮影されたのでしょうか。

VIVANTに続き、海外ロケがだんだん増えてきたのかな?と感じました。

そして、主役の俊平役の西島秀俊さん。

第1話から、もう西島秀俊さんワールドでしたね!!

俊平という役にぴったりだと思いました。

指揮者の役は、とっても大変だと察しますが、あの笑顔!!

素敵でした。

シロさんが料理下手!?

つい最近まで「きのう何食べた?」を見ていましたので、

料理を作るシーンは、おや??と思ってしまいましたが、

最後にパンケーキを完璧に仕上げるあたりはさすがでした♪

仕事は完璧だけど、どこか天然で、優しいオーラを放つ役は、西島秀俊さんにぴったりですよね。

そして、娘役の芦田愛菜ちゃん。

市役所勤務という、大人の女性の役です。

人生何回目?と思わせる落ち着きっぷりで、こちらも安定感抜群の演技です。

リバーサルオーケストラと似てる?

リバオケと似てる?って声が多数あがっていますね。

これは放送前から思っていましたw

やっぱり、廃団寸前のオーケストラってだけで、リバオケが浮かびますよね。

リバオケも最高だったし、続編が見たい作品でもあります。

「さよならマエストロ」第1話の気になる点

冒頭のピストルのシーン

俊平がウイーンの指揮台に上がるとき、なぜかピストル?が渡されました。

これは、何を意味するのか?

はっきりと描かれなかったので、とても気になりました。

その後、娘の響がバイオリンのコンクールを抜け出して事故に遭うってことを示唆していたのでしょか?

響がコンクールを抜け出した理由

響は当時、バイオリンのコンクールに出ていました。

しかし、コンクールを抜け出してしまいます。

  • 響はプレッシャーに負けて飛び出した?
  • テロに遭遇?
  • 見に来ると約束していた俊平の姿がなかったから?
  • 自分が重体になったにも関わらずタクトを振っていた父を恨んでいる?

一瞬、響がコンクールの会場を見渡して、誰かを探しているようなシーンがありました。

5年前の事件がきっかけで、いまも響は父・俊平を許すことができません。

5年前の事件いついては、「さよならマエストロ」の最大の謎ですね。

志帆と古谷の関係は?

そして、ラストの志帆(石田ゆり子)さん。

あれ?お仕事で日本を離れるから、子どもたちを見てくれっていう理由で、

俊平をわざわざ日本に呼びもどしましたんですよね。

だけど、志帆は日本にいました!

そして、なぜか古谷の家で料理を作っていました。

この状況から考えられるのは、志帆と古谷がデキてる!?

これしかないですよね。

でも、いくら自分が知ってる身近なマエストロが俊平だったとは言え、呼び戻す必要があった?とも思います。

これだと、古谷を助けたい気持ちはわかるけれど、ちょっと身勝手な気もしますよね。

古谷は、芸術関係で志帆にお世話になったとしどろもどろに答えていましたが、

まさか兄妹ってことはないでしょうし、実際のところどうなんでしょう。

俊平と志帆は離婚していない

そもそも、俊平と志帆は、離婚はしていないようです。

ウィーンにいる俊平に電話をしたとき、傍らには離婚届があり、まだサインしていませんでした。

不倫じゃないと思いたいところですが・・・

でも、5年も俊平と音信不通だったなら、有りかもしれん!!

まだ第1話で、謎が多いですが、この辺りも、次回の「宿題」になりました♪

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「さよならマエストロ」のキャストなどまとめ

役名 役柄
夏目俊平(なつめ しゅんぺい) 西島秀俊 主人公。元指揮者。娘との関係に悩む。若くして海外で活動し、数々の著名なオーケストラと共演してきた天才マエストロ(指揮者)。5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族は俊平のもとを去り、俊平自身は音楽界から離れていた。
夏目響(なつめ ひびき)〈20〉芦田愛菜 俊平の娘。晴見市役所総務課に勤務している。5年前の“ある事件”をきっかけに俊平とは不仲。
森大輝(もり だいき)宮沢氷魚 トランペット奏者。努力家だが、演奏に難がある。響と同じ市役所の観光課に勤務。
内村菜々(うちむら なな) 久間田琳加 ティンパニ奏者。大学生。高校時代のトラウマがある。
古谷悟史(ふるや さとし)玉山鉄二 団長。ファゴット奏者。晴見市役所観光課の職員。響の上司。俊平を指揮者として招聘。
近藤益夫(こんどう ますお)津田寛治 コンサートマスターでバイオリン奏者。建設会社の社長。指揮者志望で俊平を快く思わない。
夏目志帆(なつめ しほ)石田ゆり子 俊平の元妻で響と海の母親。画家。俊平を晴見フィルハーモニーの指揮者に推薦する理由がある。
夏目海(なつめ うみ)大西利空 俊平の息子。フランス生まれの帰国子女。高校2年生。父と姉の関係をさり気なくフォローする。
谷崎天音(たにざき あまね)當真あみ 高校2年生。楽天的。音楽経験はゼロだが晴見フィルハーモニーに入るが、ある秘密を抱えていて……
小村二朗(こむら じろう)西田敏行 カフェ「うたカフェ二朗」の店主で、大輝の祖父。晴見フィルハーモニーの最古参で、俊平とも過去に深い縁がある。
倉科瑠李(くらしな るり)新木優子 フルート奏者。恋愛絡みで事件を起こして数多のオケをクビになってきた。狙った獲物は決して逃がさない通称“カルメン”。
鏑木晃一(かぶらぎ こういち)満島真之介 物語の鍵を握る謎の男。5年前の“ある事件”を知っているようで近づく。晴見フィルに大きな波紋を呼ぶ。
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脚本 大島里美

「凪のお暇」「妻、小学生になる。」など

 

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ABOUT ME
はるはる
ドラマライター歴10年。 脚本の勉強後、フリーランスのドラマライターとして活動。ドラマに関する記事を執筆中。 ドラマのネタバレや考察、展開予想をする際には、ドラマの脚本を勉強した経験を活かし、ドラマの裏側や制作意図を踏まえた考察を心がけています。 また、ドラマファンの視点に立って、ドラマの面白さや魅力をわかりやすく伝えることを大切にしています。 このブログでは、最新のドラマのネタバレや考察、展開予想を、いち早くお届けします。ドラマをもっと楽しむための情報を、ぜひお楽しみください。