月9ドラマ「君が心をくれたから」がスタートしました!
永野芽郁さんと山田裕貴さんの二人が、ファンタジーのラブストーリーとなっています。
注目の「君が心をくれたから」の第1話のネタバレと感想です。
「君が心をくれたから」第1話ネタバレ
10年後の約束
10年後の大晦日の花火の日、また会おう。
そんな約束をした雨(永野芽郁)と太陽(山田裕貴)。
2013年
2013年。
高校時代の雨は、ザー子とバカにされて不遇な高校生活を送っていました。
帰宅しようとすると雨。
一緒に帰ろうと赤い傘を差し出す太陽。
赤い傘は、太陽の母の形見。
天気雨の日に、赤い傘で相合い傘になった二人は運命の赤い糸で結ばれると言います。
恥ずかしくて思わず「気持ち悪い!」と突き放してしまった雨。
その後、祖母に話しをすると、それは告白じゃないかと言われ、翌日雨は太陽に謝りますが、みんなに「告白!?」とからかわれてしまいます。
友達
恥ずかしくて学校を飛び出した雨を追いかける太陽!
太陽は、友達になってと雨に頼みました。
雨は、こんな名前だからみんなに嫌われている、みんなは雨が嫌いだから・・・とうつむきます。
そんな雨に、雨は好きだと慌てながらも、雨は植物にとっても大事だし・・・と取り繕う太陽。
帰宅した雨は、祖母に、自分とは真逆の「太陽みたいに笑う人」と友達になったことを報告しました。
ずっと心を閉ざしてきた雨にとって、初めての友達。
雨の生い立ち
雨は幼い頃から母(真飛聖)に虐待されて育ってきたことで、自分にはなんの価値もないと思って育ってきた過去がありました。
雨は変われる!
太陽は、たまたま去年の花火大会で雨を見かけ、ちっとも笑わない表情を見て、自分の花火で笑顔になってほしいと思ったのです。
そのことを祖母に伝えると、雨の心を変えてほしいとお願いします。
翌日。太陽は、学校の校内放送で
「雨なら絶対に変われる!
雨はこの世界に必要。
この世に価値のない人なんていない!」
と告白しました。
太陽がここまで思ってくれたことに、涙が溢れる雨。
おせっかいで迷惑な太陽だと笑います。
雨の笑顔を見た太陽は、10年後に自分が作った花火を一緒に見に行こうと約束しました。
雨は、一人前のパティシェになる!と約束して指切りをしました。
太陽は、赤い傘を雨に渡して、10年後の約束の時に返してと言います。
2023年
2023年。
雨は東京から長崎に帰郷すると、花火大会のチラシが風で飛び、拾ってくれ!!と頼まれます。
雨は手伝うと、スーツケースが坂道を転がり・・・。
市役所勤務の望田(白洲迅)は、雨の実家まで車で送ってくれました。
花火大会のチラシには、太陽の実家の浅野煙火店の名前が入っていました。
祖母に、大晦日は太陽の花火が上がるかもしれないから見に行ったらと言われます。
雨は、東京でパティシェの夢を追いかけていたけれど、才能ないと言われて追い出され、太陽に合わせる顔がないとうつむきます。
その頃、太陽は、大晦日の花火大会の花火を作らせてくれない父に、花火師を辞めると宣言していました。
母に人を幸せにする花火師になってほしいといわれたことで花火師を目指し、10年後の今年、雨を幸せにする花火を作りたい、雨との約束を果たそうとずっと雨を思い続けていたのに・・・。
そんなことを思いながら眼鏡橋で雨と話していたことを思い出しながら歩いていると、ポツンポツンと雨が降ってきます。
すると、赤い傘をさした雨に似た女性を見かけた太陽。
必死に追いかける太陽。
しかし、その女性はバスに乗り込み去っていきますが、たしかに「雨」でした。
呆然とする太陽の前から、黒い傘をさした案内人(斎藤工)が歩いてきて・・・。
太陽は、花火師を辞めると言い荷物を纏めていると、妹から「赤を判別できない色覚障害」を指摘されます。
ずっと隠し続けてきたことを指摘されショックを受ける太陽に、父はそんな事が理由で辞めるならば辞めろと突き放されてしまいます。
ケーキ作りの講師
雨は、望田に頼まれてケーキ作りの講師をすることに。
もうパティシェの世界には戻らないと思っていたのに、自信なさ気な雨は、高校時代に太陽が「絶対に変われる!」と言ってくれた言葉が蘇ります。
しかし、東京の菓子店を5年前にクビになり、怒鳴られて必要ないと言われ、メンタルがズタズタになったことを思い出し、そして母が包丁を突きつけてくるシーンが蘇り過呼吸で倒れてしまいます。
望田に泣きながら全てを告白する雨。
長崎を出る雨
数日後。雨は長崎を出ると、祖母に置き手紙を書きました。
帰宅した祖母は、雨の手紙を読みます。
こんな孫でごめん、情けない孫でごめんとかかれて、最後に「太陽に赤い傘を返して」と書いてありました。
祖母は太陽に電話をして赤い傘を返します。
すると、最後に雨が会った望田から、雨は深夜0時の博多行きのバスに乗ると連絡が入ります。
連絡を受けた祖母は、もう一度雨の心を変えてくれないかと太陽にお願いしました。
時計は23:29。
太陽は慌てて雨を追いかけます。
そんな太陽のそばには、案内人の日下(斎藤工)と、千秋(松本若菜)が。
日下は、今日、朝野太陽の命が終わると言い・・・。
太陽は、雨を追いかけますが、カウントダウンの人混み!!
太陽は、博多行きのバスを見つけると、雨がはぐれた時には爆竹を鳴らす約束したことを思い出し、爆竹を投げます。
爆竹の音に気づいた雨が振り向くと、太陽が!!
雨は涙を流します。
太陽は、自分も花火師を辞めたことを告白し、それでも赤が見えないことを言い訳にせず、雨が喜ぶ花火を作ることを決心し、雨はこの世界に必要だと何回でも言うと微笑みます。
雨は、太陽と一緒に祖母の家に戻ると、祖母は雨を抱きしめます。
諦めない!約束の指切り
太陽を送る雨は、自分も諦めずにもう一度挑戦するから、もういちど指切りをしてと頼みます。
太陽と約束の指切りをする雨。
雨と別れた太陽は、信号待ちをしていると、信号は「赤」。
しかし太陽にはぼんやりと「青」に見え・・・。
直進してきた車にはねられてしまった太陽。
その瞬間、雨は嫌な予感がして後戻りすると、頭から血を流して倒れている太陽の姿が!
誰か、助けて・・・
そんな雨と太陽に向かって歩いてくる案内人の日下。
助けてくださいという雨に、心をくれたなら太陽を助けると言います。
心=五感を3ヶ月かけて奪うと言う日下は、このままだと10分後に太陽は死ぬと雨に決断を迫ります。
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚が一つずつ無くなるという日下。
目を覚ました太陽
病院に運ばれた太陽は、目を覚まします。
一方、待合室の雨の前には案内人の千秋が、五感を奪われたら誰とも意思疎通できずに闇の中に生き続けることになるが、いいのか?と尋ねます。
雨が日下と契約をした理由は、君(太陽)が心をくれたからでした。
太陽と過ごした3年間は、とっても幸せだったから。
だからこれでいいという雨。
奇跡的に回復した太陽は、雨にまた会いたいと言いました。
雨は、太陽の母の形見の赤い傘をまた借りて、今度はちゃんと返しに行くと約束するのでした。
「君が心をくれたから」第1話の感想
ネトフリ作品かと思ったよ!
いやー、久々に月9があっという間に感じました!!
つかみはOKってところじゃないですか?
正直、月9というより、Netflix作品を見ているような感覚でした。
映像や音楽、花火の美しさ、そしては長崎ということで叙情的でしたよね。
永野芽郁ちゃんがちょっと大人になって、しっとりさが増したと思いきや、笑顔はやっぱりとっても可愛くて、演技力がさらに増していました。
山田裕貴さんは、本当にいろんな表情を見せてくれるし、変化がある役者さんだと思いました。
一瞬、雨が無いと植物や飲み水もないと言った時には、ペンディングトレインがよぎりましたがw
この二人、「ハコヅメ」で共演していますが、この時とは全然違いますね!
白洲迅さんが市役所勤務の男性ということで、雨を好きになって支えていくような感じになるんだろうけど、恋の三角関係が第2話で早くも見れるのか?気になるところです。
案内人のお二人
そして、一番印象的だったのは斎藤工さま。
ひたひたと迫る案内人という役にピッタリでしたね。
案内人は死者で、辛い死を遂げたのではないかと予想します。
また、もう一人の案内人・千秋(松本若菜)は、今のところいい人っぽい?ような感じで、雨を気遣うシーンがありました。
千秋は、雨と同じく「心」を奪われて案内人になっているのかもしれませんね。