朝ドラ「ブギウギ」の中で、水上恒司さんが演じるのは演芸会社「村山興業」の御曹司、村山愛助です。
愛助のキャラクターにはどんな展開が待っているのでしょうか?
さらに、そのモデルとなった吉本穎右さんにも注目です。
物語が織りなす人間ドラマに期待が高まります。
この記事では、ブギウギに登場する村山愛助の生涯と最期、そのモデル吉本穎右(よしもと えいすけ)さんについてまとめました。
1. 村山愛助の役どころ
水上恒司さんが演じる村山愛助は、「村山興業」の御曹司として登場します。
元々スズ子の大ファンだという愛助は、スズ子とこれからどんな成長や葛藤を経ていくのでしょうか?
愛助はスズ子の大ファン!
愛助は、巡業先のスズ子に会い、感激のあまりスズ子の魅力や音楽について饒舌に語ります。
スズ子は、若いわりには熱心なファンだと関心しつつ、どこか弟の六郎の面影がある愛助が印象に残ります。
病弱な愛助
スズ子に出会ってからというもの、愛助は大量の手紙を贈ったり、蓄音機を聞きに来ないかと誘ったり、猛アプローチをします。
猛アタックにより、心動かされたスズ子ですが、9歳年下の愛助と付き合うことに葛藤します。
また、幼い頃から身体が弱かった愛助も、学徒出陣にも出れず、自分の存在意義が分からなくなりますが、母の手紙によって自分が出来ることを精一杯やるだけだと奮起し、
スズ子に正面から告白し、スズ子はその思いを受け止めました。
スズ子と愛助の交際がスタートするが・・・
二人の交際が始まる中、戦争は激しさを増し、空襲警報から逃げるスズ子と愛助!
愛助は、激しく咳き込み「喀血」してしまいます。
医師の診断によると、愛助は「結核」でした。
愛助は一時は結核が治ったものの、再発していたのです。
当時は多くの人が命を落とす病で、スズ子は懸命に愛助を看病します。
反対していた坂口は、スズ子の懸命な姿に心打たれ、三鷹に家を用意し、二人はそこに住むことに。
スズ子の看病によって、愛助は次第に回復します。
穏やかな日々の中、二人は愛を深めていきます。
大阪に戻る愛助
しかし、二人の日々はそう長くは続きませんでした。
愛助の母トミが具合いが悪いという知らせが入ります。
スズ子の後押しもあり、愛助は実家の大阪に戻ることに。
愛助は、家業の跡取りとして仕事をしつつ、母の看病をするようになります。
しかし、愛助は再び結核が悪化。
東京に戻ることができなくなってしまいます。
東京に戻ったなら、結婚しようと約束していたにもかからわず、愛助は起き上がることができないくらい悪化していきます。
新しい命
愛助の身体を心配するスズ子は、お腹に愛助との子供が宿っていることを知ります。
身重のスズ子は愛助に手紙で知らせ、
愛助は子供には「えい子」と名付けてほしいと書いて送り、子供の誕生を心待ちにしていました。
愛助の最期
あと10日足らずで子供が産まれるという時、愛助は結核により大阪で命を落としてしまいます。
スズ子と、我が子に会うことは叶いませんでした。
そして、愛助の後を追うように、母トミも他界。
スズ子は、愛助との間に産まれたえい子を、一人で育てることを固く決意します。
2. 吉本穎右さんについて
村山愛助のモデルとなったのは吉本興業の創業者・吉本せいさんの次男、吉本穎右(よしもと えいすけ)さんです。
吉本興業の礎を築き、実際に人気歌手の笠置シヅ子さん(スズ子のモデル)との交際でも知られています。
しかし、1947年、24歳の若さでこの世を去っています。
まとめ
朝ドラ「ブギウギ」では、愛助とスズ子の愛の物語と、束の間の幸せが描かれます。
しかし、二人の愛は本物で、愛の結晶である娘のえい子が誕生します。
愛助のモデルとなった吉本穎右さんの生涯を元に、愛助の生涯がどう描かれるのでしょうか。
儚くも生きた証を残した愛助のエピソードは必見です。
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