ハヤブサ消防団【考察】太郎の父が展子の写真を残していた理由は？

ドラマ「ハヤブサ消防団」において、主人公太郎（中村倫也）の父親の残した写真には、謎の女性・山原展子（小林涼子）が写っていました。

この写真に隠された謎と、太郎の父親がなぜ展子の写真を大切に残したのか、その背後には憶測が広がっています。

展子と太郎の父親の関係や、写真が語る可能性について考察しました。

Contents

太郎の父が残していた写真には展子が！
太郎の父・野々山勝夫（ののやまかつお）
太郎の父が展子の写真を残していた理由
まとめ
「ハヤブサ消防団」関連記事
ドラマ「ハヤブサ消防団」の相関図

太郎の父が残していた写真には展子が！

ドラマ「ハヤブサ消防団」は、父が残したハヤブサ地区にある家に住み始めた主人公太郎（中村倫也）は、部屋を整理しているとあるアルバムを見つけます。

そこには、自分の記憶にはないある女性の写真がありました。

この女性は一体誰なのか？

気になる太郎ですが、この時、後に起こるハヤブサでの事件を知る由もありませんでした。

ハヤブサ地区で起こる連続放火事件を調べるうちに、太郎はこの写真の女性が、山原展子という女性だということを突き止めます。

山原展子は、数奇な運命をたどり、やがて新興宗教アビゲイルに入信し、死後は教団で「聖母」として崇められるように。

アビゲイルは、この山原展子生誕の地・ハヤブサを聖地にしようとして、土地を買い占めるために連続放火事件が巻き起していたのです。

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太郎の父・野々山勝夫（ののやまかつお）

一方、太郎の父・野々山勝夫（ののやまかつお）は、ハヤブサ地区の生まれです。

6年前に膵臓がんで死亡し、ハヤブサ地区にある墓に眠っています。

生前の勝夫は、多趣味で、俳句や能楽のほか、天体観測や写真撮影も行っていました。

太郎の父が展子の写真を残していた理由

気になるのは、なぜ太郎の父親が、展子の写真を写真を残していたのか？

太郎の父は、趣味で写真撮影も行っていましたから、たまたま撮った写真なのか？

もしそうであれば、女性を被写体にした他の写真が残されていてもいいのに、

なぜ展子の写真がアルバムにのこされていたのでしょうか。

写真に映る展子の手にはシャクナゲの花

写真に映る謎の女性・展子は、シャクナゲの花を手に穏やかに微笑んでいます。

シャクナゲの花はアビゲイルでは「警告」を示すそうです。

この写真は、展子と太郎の父は、何らかの接点があったことを示唆しています。

穏やかな微笑みは、お互いにとって「特別な瞬間」を象徴しているように見えます。

写真はハヤブサ地区で撮られている？！

写真を見る限り、ハヤブサ地区で撮られた写真だと思います。

展子は、幼い頃にハヤブサを出ましたが、ハヤブサで過ごした日々が一番楽しかったと振り返っています。

大人になってハヤブサを訪れたとき、楽しかった日々を思いだし、

たまたま太郎の父・勝夫に再会して、勝夫が写真を撮ったのかもしれません。

太郎の父親は、幼い頃の展子を知っていて、初恋の相手だった可能性も考えられます。

ハヤブサを愛する思い

展子が手に持っているシャクナゲの花は、本来「愛情」や「感謝」の意味を持つことから、

ハヤブサに対する深い感情を抱いていたことが示唆されているのではないでしょうか。

このハヤブサに自分がいたことを写真に残してほしい、展子はそう思ったのでしょう。

太郎の父親は、ハヤブサを愛し続ける展子と過ごした幸せな「瞬間」を永遠に忘れないよう写真に残し、そっとアルバムにしまうことで展子の存在を記憶に刻みたかったのかもしれません。

まとめ

展子の写真は「ハヤブサ消防団」のストーリーにおいて、謎が謎を呼び、重要なアイテムとなりました。

太郎の父・勝男も、展子も永眠しており、その謎は二人にしかわかりませんが、

太郎の父親が謎の女性・展子の写真を残していた理由は、その関係が特別だったこと、

恋心やハヤブサに対する思い、大切な思い出が詰まっていたからであると考察します。

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ドラマ「ハヤブサ消防団」の相関図

ドラマ「ハヤブサ消防団」のキャスト相関図はこちらです。

役名【キャスト】	役どころ
三馬太郎（みまたろう）〈35〉演 – 中村倫也	スランプ気味の作家。亡父の故郷、山間の「ハヤブサ地区」に移住し、消防団に入団する。
立木彩（たちきあや）〈28〉演 – 川口春奈	東京から「ハヤブサ地区」に移り住んだ映像ディレクター。ハヤブサ地区の町おこしのためのドラマ制作を町役場と企画する。
藤本勘介（ふじもとかんすけ）〈35〉演 – 満島真之介	団員。「八百万工務店」勤務。幼少期に遊んだこともあり、太郎と仲良くなる。
徳田省吾（とくだしょうご）〈50〉演 – 岡部たかし	班長。呉服店「一徳堂」の二代目店主。骨董品を紹介するExTuber（動画配信者）。
森野洋輔（もりのようすけ）〈56〉演 – 梶原善	副分団長。町役場の土木課に勤めている。
宮原郁夫（みやはらいくお）〈60〉演 – 橋本じゅん	分団長。養鶏場「宮原養鶏」を営む。
山原賢作（やまはらけんさく）〈60〉演 – 生瀬勝久	部長。林業メーカー「山原林業」の社長。
中山田洋（なかやまだひろし）〈40〉演 – 山本耕史	東京にある出版社「草英社」の編集者。「小説れもん」での太郎の編集担当。
江西佑空（えにしたすく）演 – 麿赤兒	「隋明寺」の住職。住民たちからの人望も厚い。太郎の小説のファン。
野々山映子（ののやまえいこ）演 – 村岡希美	地区の住民。
村岡信蔵（むらおかしんぞう）〈65〉演 – 金田明夫	ハヤブサ地区が属する八百万町の町長。
賀来武彦（かくたけひこ）〈50〉演 – 福田転球	協力団員。酒飲みの憩いの場「居酒屋サンカク」の店主
賀来好恵（かくよしえ）演 – 氏家恵	武彦の妻。「居酒屋サンカク」の女将。
山原展子（やまはらのぶこ）演 – 小林涼子	太郎の実家のアルバムに写真が載っている謎の女性。
山原倫子（やまはらりんこ）演 – 小林涼子	展子の母親。ある男性の妾で展子を出産するが、その男性に捨てられ、幼い展子を残し山で飛び降り自殺をしている。