ドラマ「アンチヒーロー」の中で、主人公の明墨(長谷川博己)と伊達原(野村萬斎)が、料亭で密会、そして第5話のラストシーンでは、緋山が事務所に現れました。
明墨と伊達原を取り巻く関係は、すべての事件の繋がりがありました。
事件の繋がりについて考察してみましょう。
アンチヒーロー【事件の繋がりを考察】
アンチヒーローの第4話のラストシーンでは、伊達原が待つ料亭に明墨が訪れ、意味深な笑みを浮かべていました。
彼らの会話は、物語の核心に近づいていく重要な手がかりになりそうです。
明墨と伊達原は元々上司と部下の関係
明墨は元々検事であり、5年前までは検事だったということが分かっています。
また、伊達原の部下で検事の緑川歩佳(木村佳乃)とも会釈をするなど、明墨は検事時代の同僚や上司とのつながりがあるようです。
このことから、伊達原と明墨は元々上司と部下の関係でした。
志水の事件に明墨が検事として関わっていた
志水裕策(緒形直人)の事件についても考える必要があります。
この事件は、控訴をしなかった謎が残る事件です。
明墨は検事だったころ、志水が「冤罪」と分かって担当していたことが判明しました。
全部の事件が繋がっていた!
志水の事件には千葉県警の倉田功(藤木直人)が関与
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また、志水の事件は、当時検事だった明墨が、志水が無実の証拠があった。
しかし、千葉県警の刑事・倉田功(藤木直人)が握りつぶした可能性が考えられます。
倉田も、志水の事件から笑わなくなり、離婚。
また、伊達原は、明墨だけではなく、この倉田も呼び出して密談しています。
その際、倉田の娘=紫ノ宮の話を振っている点も注目されます。
伊達原は自身の12歳の娘のことを意図的に振り、12年前の事件と娘を脅しの材料にした可能性が考えられます。
倉田が苦悩する姿から、事件を隠蔽した裏には、「大きな黒幕」が存在していることが判ります。
志水裕策事件の詮索を阻止
明墨は、志水の無実を解明しようとしていることから、伊達原はそれ以上詮索するなと釘を差しています。
- 明墨は、志水裕策の無実を示す何らかの証拠を得ていた
- 伊達原はその証拠を公にされると検事の立場として有利に運ばない可能性を危惧し隠蔽している
そこで伊達原は、過去の事件を蒸し返して調べる明墨を、かつて自分の部下だった人間関係を利用して、これ以上深く詮索するのはやめろと忠告します。
千葉県警の倉田が担当した事件
また、千葉県警の倉田(藤木直人)は、志水の事件意外でも、事実を捻じ曲げている可能性が大です。
緋山啓太(岩田剛典)の事件は、東京都大田区で発生しました。
また、緋山は初犯とされていますが、
糸井一家殺人事件に緋山も関わっているのではないでしょうか。
更新されたキャスト相関図を見ても、緋山は志水の隣にいます。
糸井一家殺人事件に関わっていることは明白です。
また、なぜ明墨が緋山の事件を弁護したのかという点です。
これまでの明墨の行動を見ていると、すでに弁護人がついている案件を奪い取ってまで糸井一家殺人事件に関係ある案件には関わっています。
糸井一家殺人事件の真犯人は緋山。
町工場の羽木社長殺人事件で無罪としたものの、明墨の本命は糸井一家殺人事件の真犯人と睨んでいる思います。
おそらく、糸井一家殺人事件の手口と同じだったのではないでしょうか。
まとめ
伊達原と明墨の関係や倉田、そして緋山、全ての事件が繋がっていきます。
検察は99.9%有罪にもっていくことが使命。
以上の点から、伊達原は明墨に対して、事件の隠蔽を求め、協力するよう要求した可能性があります。
伊達原が明墨に対して何らかの重大な事実の黙秘や協力を求め、脅しをかけていた可能性が高いです。
二人の会話が明らかになることで、すべての事件がつながり、物語が一層複雑化していくことが予想されます。
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