ドラマ「アンチヒーロー」は、小国智浩の再審請求というシーンが何度も映り込んでいます。
死刑判決を受けた死刑囚役を演じる緒形直人さん小国智浩役で、主人公の明墨正樹が真実を追求する姿が最大のテーマになりそうです。
この記事では、小国智浩の再審請求と、明墨の関係について考察しました。
1.小国智浩の再審請求とは?
ドラマ「アンチヒーロー」では、東京地方裁判所前で「小国智浩の再審請求」の旗が立っていたり、何度も画面に映り込んできます。
明墨(長谷川博己)が第1話で、
10年間も、暗い牢屋で死刑執行がいつか怯えて生きている
というシーンがありました。
おそらく小国智浩は、明墨が担当した殺人事件の被告として有罪になり、
現在は、死刑執行を待つ人物だと予想します。
再審請求は、過去の判決が誤りである可能性がある場合に、新たな証拠や情報を提出して裁判所に対して再び判決を求める手続きです。
小国智浩の事件は、再審請求を行うべきだという声が上がっていることから、国民も何か違和感を感じる事件だったのでしょう。
2.小国智浩役は緒形直人さん
「アンチヒーロー」の第1話のラストシーンでは、暗くて狭い牢屋で過ごしている男の姿がありました。
その男を演じているのは、緒形直人さんでした。
小国智浩役は、緒形直人さんでしょう。
3.明墨と小国智浩の因縁
さて、主人公・明墨と小国智浩は、どんな関係だったのでしょうか。
小国智浩役と思われる男の牢屋には、明墨からの手紙が多数届いていました。
①明墨は小国智浩の弁護人
明墨は、小国智浩の弁護人だったのではないでしょうか。
当時、小国智浩の事件を担当した明墨は、どこかの弁護士事務所に所属していたのかもしれません。
この事件をきっかけに、独立した可能性もあります。
②明墨は小国智浩の検事
もしくは、明墨は元検事で、小国智浩の事件を担当したのではないでしょうか。
検事側(野村萬斎・木村佳乃)との確執が深そうです。
この小国智浩の事件をきっかけ検事の世界の闇を知り、弁護士に転身したのなったのかもしれません。
③明墨と小国智浩は友人・ライバルだった?
明墨と小国智浩は、友人でライバルのような存在だったのかもしれません。
二人の因縁には謎が多く、物語の鍵を握る要素になりそうですね。
緒方直人が小国智浩として殺人事件の被告となり、明墨との因縁が明らかになる過程が描かれることで、物語が更に深まっていくことが期待されます。
4.沙耶(近藤華)は小国智浩の娘?
沙耶の苗字が判明していない点も、彼女の謎をより深めています。
明墨と親しくしていますが、娘ではないようです。
沙耶は小国智浩(緒方直人?)の娘で、
小国智浩が逮捕された後は、明墨が引き取っていると予想します。
冷酷さを感じる明墨ですが、沙耶を引き取っているとすれば、本来は温かい人柄。
沙耶だけに見せる笑顔が緊迫したドラマの中で心温まるシーンですよね。
沙耶が小国智浩の事件に深く関わっている
また、沙耶の過去には謎が多く、彼女も小国智浩の事件に深く関わっているのではないでしょうか。
実際、第1話で、愛犬ミルのリードを買ったよ!と嬉しそうに明墨に電話する沙耶は、
リードを落とし、通行人に拾ってもらった時に過呼吸になっていました。
リードを落としたことが原因で、
小国智浩が犯罪者になってしまった可能性が高いです。
小国智浩の事件はドラマの核!明墨が冤罪を晴らす?
ドラマ「アンチヒーロー」において、小国智浩の事件はドラマの核で、テーマになりそうです。
明墨は、小国智浩の再審請求を行い、彼を有罪から冤罪にして世の中に出すことは可能と考え、その後の彼の人生も引き受ける覚悟があるようです。
実際、明墨は、
検察の証拠をひとつひとつ潰せば、それは可能
と言っていました。
小国智浩の因縁、そして明墨の過去、沙耶の謎が物語の重要な要素として描かれていきそうですね。