「大奥」の第2話(1月25日)は、五十宮倫子(小芝風花)が大奥から逃げる計画が失敗し、悲しみに暮れます。
一方、田沼意次(安田顕)と松島(栗山千明)は、権力を手に入れるため密談を重ね、二人の陰謀が渦巻く展開となります。
それでは「大奥」の第2話のネタバレと感想をご紹介します。
「大奥」の第2話のネタバレ
五十宮倫子の逆襲の兆し
倫子は、大奥から逃げたいと思い、脱出の手助けを久我信通(鈴木仁)に頼むものの、信通の返書で驚愕の事実が判明します。
信通が倫子の姉と結婚していたことを知った倫子は、お品(西野七瀬)の腕の中で崩れ落ち、悲しみに苛まれます。
大奥のしきたりと嫌がらせの続発
松島の局(栗山千明)やお知保(森川葵)たちは、大奥のしきたりだと言い、次々と嫌がらせをします。
倫子とお品に、300枚もの返し入れを作れと無理難題を仕掛けます。
徳川家治の動きと大奥の影の権力者
そのころ、徳川家治(亀梨和也)は、田沼意次(安田顕)を老中首座に任命。
田沼と繋がる松島は、大奥の影の権力者として密談を重ねます。
田沼は、「家治の世継ぎ問題」について言及し、世継ぎを作ってはどうかと家治に提案します。
しかし、家治は、子は作らないと拒否。
そんな中、倫子がひと針ひと針、返し入れを作っているところを目撃した家治。
幼い頃、母のように美しい人と一緒になりたいと願っていた家治に、父から「心の綺麗な人」と一緒になれと言われた事が頭をよぎります。
家治は、倫子がこの大奥でも「心は染まらない!」と言った事が忘れられずにいました。
その頃、倫子は下々の女中たちが、不景気で大奥に稼ぎにきている事を知り、憎き大奥の女たちも窮屈な思いをしているのかもしれないと考え始めます。
しかし、部屋に戻ると、せっかく作った返し入れがボロボロに切り刻まれていました。
誰がこんなことを・・・
またしても嫌がらせを受けてしまった倫子は、それでも再び作り始めます。
大奥に家治が渡ってきますが、倫子は返し入れを作っていて、家治を迎える姿はありません。
松島は、あり得ないことだと騒ぎ立てますが、家治は気にしていない様子です。
倫子の部屋に向かった松島は、ズラリと並べられている300枚の返し入れを見て驚きます。
家治もやってきて「トンボの柄」の返し入れをくれと言い、倫子たちの手作りの品を持っていきました。
家治は、その返し入れを大事にしまいます。
一方、お品は、門番の猿吉と話していると、ある男とぶつかります。
男は「葉山貞之助」(小関裕太)という札を落としたのに気づかずに去っていきます。
この貞之助との出会いが、倫子とお品を大きく揺るがすことになるとは、この時しるよしもありませんでした。
その夜、家治が御台所の元に渡るとの知らせが入ります。
田沼は家治に、側室を設けるように進言します。
御台所・倫子の元にやってきた家治は、倫子が大切にしていた壊れた時計を直して持ってきてくれました。
好きな人からもらった時計だと気づいていました。
心に決めた人がいるのに、交わる必要などないという家治は、どこかさみしげで・・・。
「大奥』第2話の感想
「大奥」第2話の波乱の展開に注目!
第2話では、五十宮倫子が、大奥のしきたりに苦しむ姿が描かれ、権力争いがより複雑になっていきます。
徳川家治は、田沼意次を幕府の最高権力者に据え、
田沼と繋がる松島は、大奥の裏で暗躍します。
二人は、家治の世継ぎ問題に介入しようと画策していました。
松島は、世継ぎ問題を自分の手で解決することができれば、大奥の実権を掌握できると考えているんですよね・・・。
やたらと「側室」「側室」と勧めてくる田沼!
松島は、「お知保」を側室にしたいと考えます。
御台所になった倫子との対立がますます激化していきます!
「大奥」キャスト相関図