ドラマ「大奥」がスタートしました。
これまで多くの「大奥」シリーズが放送されてきましたが、いずれも人気ですよね。
絢爛豪華な大奥の世界が、今回はどのように描かれているのでしょうか。
さっそく、「大奥」の第1話のネタバレと感想をご紹介します。
「大奥」の第1話のネタバレ
五十宮倫子(小芝風花)
幼い五十宮倫子と、徳川家治。
家治は、倫子を喜ばせようと、捕まえた「トンボ」を大事そうに手のひらに乗せて見せます。
しかし、そのトンボの羽はもげていて、再び大事そうに手のひらに乗せる家治・・・。
時は流れ、公家の姫である五十宮倫子(小芝風花)は、徳川家の世継ぎである徳川家治(亀梨和也)との婚儀を控え、準備に追われます。
倫子には、幼馴染で公家の久我信道(鈴木仁)という、心に決めた人がいましたが、徳川家治の元へと嫁ぐことが決まったのです。
そんな中、信道が現れ、喜ぶ倫子。
倫子は、信道からもらった時計を大事にしています。
幸せになれという信道は、離れていても、一番の味方で、いつも西の方角には自分がいると抱きしめました。
江戸幕府の財政
江戸幕府誕生から150年。
疫病や凶作で幕府の財政は悪化。
民は税を掛けられ、反感をもち暴動が起こっていました。
豊かな世になるリーダーが求めれられていました。
大奥総取締役・松島の局(栗山千明)
倫子は家治の冷たい印象に悩みつつも、大奥総取締役・松島の局(栗山千明)に導かれ、婚儀の間へと進みます。
そこで倫子は驚きの光景に遭遇し、家治の冷酷な目に心が揺れます。
家治の父である第9代将軍・徳川家重(高橋克典)は婚儀には参加せず、自身の遊興に興じています。
家重の無関心な様子には、裏事情が潜んでいるような気配が漂います。
松平定信(宮舘涼太)は、倫子に「大奥は危険なところだ」と助言します。
定信は、徳川宗武の息子で白河藩藩主。家治のいとこで、家治とはライバル関係でした。
そのころ、遊びに興じる家重を見て「天罰が下る」と企む田沼意次(安田顕)・・・。
ほどなくして、第9代将軍・家重が死去。
女との契の最中に息絶えたとされました。
第10第将軍・徳川家治(亀梨和也)
徳川家治(亀梨和也)が第10第将軍となります。
質素を好む家治は、必要以上に豪華な衣装を着たもの達を解雇します。
倫子に対するイジメ
松島は、将軍となった家治から大奥総取締役に任命されます。
そして、将軍の正妻、御台所となった倫子は、松島の局の指揮の元、大奥で壮絶なイジメを受け始めます。
松島は、自分の手下のお知保(森川葵)を側室に推すと約束します。
お知保が家治との子を産めば、松島は絶大な力を持つことになると画策していたのです。
京の宮家にいた頃から、倫子を誠心誠意仕えるお品(西野七瀬)も連れさられ、倫子の心が休まることはありません。
松島は、倫子の新たな付き人にお知保を任命し、お知保は倫子に、様々なイジメを仕掛けます。
倫子は「大奥は醜い争いが行われている」と手紙を書きますが、それを奪われてしまいます。
家治との夜
その夜、家治が倫子の元に渡ってくることに。
倫子は思わず逃げ出してしまいますが、松島に見つかってしまいます。
連れ戻された倫子のは、信道の時計を握りしめ、表情は冴えません。
そんな倫子を見た家治は、色気のない女は抱けないと寝入ってしまいます。
大奥から逃げる!
翌朝。
女中たちが、夜中にうめき声が聞こえると噂をしているのを聞いた倫子は、近くの部屋を開けると、そこには縛られたお品が!
お品とともに、ここから逃げると決心した倫子は、思いを寄せるの久我信道(鈴木仁)に、逃げる手助けをしてくれと文を書きました。
そんな中、家治が渡ってきます。
準備をする倫子ですが、着物に落書きをされてボロボロに。
倫子はある決意をして、家治たちの元へと向かいます。
倫子の姿を見た松島率いる女性たちは、倹約と無様は違うと言われたばかりなのに、その格好は何だ?と言います。
しかし倫子は、この真っ白な内衣は汚れがないという決意だと真っ向勝負に出ます。
すると、お知保は「倫子の密通相手から返事が来た」と文を読み上げます。
倫子は文を取り上げようとしますが、先に家治が取り上げて目を通すと、破り捨てて去っていきます。
久我信道(鈴木仁)からの文
せっかくの久我信道(鈴木仁)からの文が・・・と涙に暮れる倫子。
お品は破かれた文を張り合わせました。
信道からの文には、
今すぐ助けに行きたい思いが綴れており、最後に会った時、どうしても言えなかった事があると書かれていました。
それは、倫子の姉と結婚したという内容でした。
どういうこと・・・??手が震え、泣き崩れる倫子。
そんな倫子に、ずっとそばにいるとお品は抱きしめるのでした。
田沼意次(安田顕)
田沼意次(安田顕)は、家治に、自分を老中に抜擢してほしいと願います。
田沼は、家重を殺して実権を握り、松島に大奥の実権を握らせようと画策していたのです。
それには、倫子が邪魔者だと言い・・・。
「大奥』第1話の感想
大奥がついにスタートしました。
やはり豪華でしたね。
ラストシーンの廊下の長さ!!
本当に江戸城はこんな感じだったんでしょうか。
凄いスケールです!!
倫子の失恋
さて、小芝風花さん演じる倫子は、公家で生まれ、政略結婚によって家治(亀梨和也)と結婚。
幼い頃に一度だけ家治を見たけれど、冷たい人という印象でした。
それに、倫子には思いを寄せる信道がいましたが、結果的に姉と結婚していたんですね。
信道役には鈴木仁さん!
「消えた初恋」に出演していましたね。
おそらく二人は、倫子の思いを知っていて、倫子には秘密にして心を通わせていったのではないでしょうか。
倫子はかなりショックを受けていました。
これまでの大奥を超える?
松島が率いる女たちが、怖かったですね。
倫子は、御台所(将軍・家治の正室)という最高の地位ですが、実権を握っているのは松島ですから、イジメられてしまいます。
ちなみに、これまで大奥シリーズで「瀧山」役を演じた浅野ゆう子さんがナレーションなのも嬉しいポイントでした。
家治(亀梨和也)
家治(亀梨和也)は、女や酒に溺れてきた父を見ているからか、クールで感情を表に出しません。
正室の倫子に対しても、興味なさそうにしています。
ただ、イジメられた倫子を見て、ほくそ笑む女性に気づいていたり、
初めて渡ってきた夜には、倫子が緊張している様子を知っていて「色気がない」と言ったり。
倫子が真っ白な内衣でやってきた時は芯の強さを感じていました。
信道の文を読んで破り捨てたのは、倫子は読む必要ないと思ったし、嫉妬にも見えました。
そっけない振りをしていますが、実は倫子の事を大切に思っているのが端々に伝わってきました。
そんな家治も、田沼と松島が、実権を握ろうとしています。
将軍の家治が、実は一番孤独なのかもしれません。
お飾りの将軍でいいと思われていますが、果たして、家治はどう動いていくのか?
来週が楽しみです!
「大奥」キャスト相関図