ドラマ「Believe-君にかける橋-」の第1話は、主人公で大手ゼネコン帝和建設勤務の刈谷陸(木村拓哉)が、橋の建設事故の責任を負います。
刑務所暮らしになってしまった狩山は、真実を語るため、帝和建設の闇と戦い始めます。
この記事では、「Believe-君にかける橋-」の第1話のネタバレと感想を深掘りてまとめています。
Believe-君にかける橋-登場人物の紹介
狩山陸(木村拓哉) | 主人公。大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部長。 |
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狩山玲子(天海祐希) | 狩山陸の妻。看護師長。 |
黒木正興(竹内涼真) | 警視庁刑事部捜査第一課の刑事。 |
秋澤良人(斎藤工) | 弁護士。狩山の弁護人。 |
磯田典孝(小日向文世) | 帝和建設・代表取締役社長。東大卒キャリア官僚として天下り。 |
本宮絵里菜(山本舞香) | 狩山の部下。狩山に憧れている。才色兼備な理系女子。 |
南雲大樹(一ノ瀬颯) | 狩山の部下。狩山を尊敬している。絵里菜の婚約者。 |
林一夫(上川隆也) | 刑務官(看守長)。区長。 |
坂東五郎(北大路欣也) | 龍神大橋工事の一次下請業者である坂東組・社長。 |
第1話のあらすじ
- 東京都の一大プロジェクト「龍神大橋」の建設中に橋が崩落し、狩山の設計変更が原因とされる。
- 狩山は懲役2年の判決を受け、刑務所での生活が始まる。
- しかし、その裏には大きな陰謀が渦巻いていて・・・
ここからはネタバレを含みます↓
Believe-君にかける橋-第1話ネタバレ
狩山の運命の転落
大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部長・狩山陸(木村拓哉)は、東京都の一大プロジェクト「龍神大橋」の建設中に突如として橋が崩落し、大きな惨事が発生!
この事故の責任は、狩山の設計変更が原因とされ、懲役2年の判決が下されます。
狩山は妻玲子(天海祐希)から離婚を突きつけられる
狩山は刑務所での生活を始め、妻の玲子(天海祐希)が面会に訪れます。
玲子は、狩山に離婚を告げます。
また自身が癌であることを告白し、あなたが刑務所から出てくることには生きていないかもしれないと打ち明けます。
事故の真相
橋の建設中に発生した事故当日。
橋を支えるケーブルが次々と断裂!!
狩山は作業員に逃げるようにいち早く指示を出しました。
すると、若進建材の若松博通(竹内涼真)が橋の方へふらふらと戻っていきます。
狩山は彼を止めますが、若松に収縮を繰り返して暴れるケーブルが直撃!!
若松を助ける狩山の膝の上で、「ごめん・・・」と言って息を引き取ります。
帝和建設の闇
この事故の調査では、事故の原因は狩山の設計変更だと判断されます。
しかし、狩山は真相を追求し、帝和建設社内の資料を確認します。
狩山は、事故の原因が「若松建材が入手した安価なケーブル」の使用にあることを突き止めます。
真相の解明しようとする狩山に、帝和建設社長の磯田典孝(小日向文世)は
「犠牲になってくれ」
と圧力をかけます。
ここでもし、帝和建設全体の責任を問われたなら、帝和建設の8000人が露頭に迷う。
狩山が一人で責任を負えば、その後は帝和建設に復帰させることを約束する。
狩山は、帝和建設の磯田社長のこの指示に従うしかありませんでした。
こうして刑務所暮らしが始まった狩山。
しかし、妻玲子の一言で、やはり事件の真相を明かすことが帝和建設の社員を救うことになると考えを改めます。
狩山は無実を訴えるため、秋澤弁護士(斎藤工)を通じて真相解明しようと決意します。
まずは、この真相を知る帝和建設で部下だった南雲大樹(一ノ瀬颯)に接触するため秋澤弁護士(斎藤工)を呼び寄せます。
しかし、帝和建設の磯田社長は南雲を海外支店へ栄転させるかわりに、狩山と接触するなと丸め込みます。
絶望的状況に追い込まれる狩山に、刑務所の区長・林(上川隆也)は追い打ちをかけます。
エリート街道を突き進んできた狩山を「太陽」だと言い、
存在を改めよ
と狩山の存在自体を否定します。
その頃、警視庁刑事部捜査第一課の黒木刑事(竹内涼真)は、もう判決が出ているこの事件をしつこく追っていて・・・。
Believe-君にかける橋-第1話の感想
「Believe」は、大作の予感がしますね!
まずは、木村拓哉さん演じる狩山は、自らを「橋屋」と言うほど、橋をかけることに情熱をもやし、生きがいにしていました。
刑務所に入ってからも、キラキラした目で、もういちど橋をかけたい・・・と空を眺めて現場復帰を心から願っています。
元々、狩山は超がつくほど几帳面。設計ミスなどありえない男です。
それは、狩山の妻・玲子が一番わかっているんですよね。
ところで、木村拓哉さんと天海祐希さんが夫婦役ということで、おや?と思いました。
この「Believe」の脚本は井上由美子さん、そして監督は常廣 丈太さんです。
お二人は、
- 木村拓哉さんの『BG~身辺警護人~』シリーズ
- 天海祐希さんの『緊急取調室』シリーズ
を手掛けています。
帝和建設の闇が深い!
狩山一人に責任を取らせて、自分は知らぬ存ぜぬを通しています。
おそらく、帝和建設の磯田社長は、林区長(上川隆也)と繋がっています。
林区長は、狩山の言動を誰かに電話で報告していました。林は定年を控え、磯田社長に情報を流せば、帝和建設で定年後のポジションを与えるとでも言っているのでしょう。
頼みの綱の南雲は、磯田社長の命令に従い、狩山からの手紙を無視しました。
帝和建設の磯田社長の圧力は、相当なものです。
帝和建設の闇とどう戦っていく?
そんな帝和建設の磯田社長に、刑務所暮らしで動きが取れない狩山はどう戦っていくのでしょうか。
磯田社長は、天下り。
もしかすると、国がかかわっているのかもしれません。
今後の展望を考察
気になるのは、竹内涼真さんが一人二役を演じている点です。
- 黒木刑事役
- 若松博通役
を、竹内涼真さんが二役演じています。
亡くなってしまったけれど事件の発端となった若進建材の若松・・・。
黒木刑事がしつこくこの事件を追っているあたりから、双子の可能性も考えれれますね。
- 若松がなぜ安価なケーブルを仕入れたのか
- 浮いたお金はどこに流れていたのか
- もしかすると磯田社長に流れていた?
など、真相を探っているのかもしれません。
まとめ
「Believe」は狩山陸の運命と真相追求を描いた壮大なストーリーです。
狩山の真相追求と再生への道、その鍵を握るのは黒木刑事の捜査にかかっているようです。
狩山の運命や真相の行方に期待が高まり、次回以降の展開が待ち遠しいです。