朝ドラ「らんまん」は、万太郎が田邊教授（要潤）に東大への出入りを禁止されてしまいました。
この後田邊は、帝国大学理科大学の初代教頭に就任、「大日本植物図解」の発行や新種の植物の発見など快進撃！！
しかし、長くは続かず・・・。
それでは、田邊の快進撃と溺死、そして万太郎に託した思いをまとめました！
「らんまん」田邊教授役は要潤さん！
田邊教授はどんな役？
万太郎は、図鑑を作りたいという野望を真摯(しんし)に訴えます。
しかし、田邊は冷たい目で淡々と突き放しました。「私も図鑑を作ることにしたんだ」
「君の仕事とぶつかるねぇ。だから大学への出入りを禁ずる。書籍も標本も一切使わせない」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #要潤 pic.twitter.com/tz5nMrMPKA
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) July 31, 2023
東大の教授。
留学経験があり、語学堪能。ヴァイオリンを好んで演奏する。
植物の研究をしたい万太郎に、東大への出入りを許す。
田邊教授の快進撃と葛藤
東大への出入り許した田邊
田邊教授は、東大の学生でもない万太郎を、植物学の研究ができるように出入りを許しました。
田邊は万太郎の才能を早くに見抜いていたのでしょう。
田邊教授の万太郎へ対する気持ちの変化
ただ、万太郎が、世界的に有名なロシアの植物学者マキシモヴィッチに認められ始めたあたりから、
「嫉妬」
のような感情が湧き上がってきます。
また、プレイド高き田邊です。
東大への出入りを許した田邊に対する配慮がもう少しだけ万太郎にあったならば、良い関係が続いたのかも知れません。
#朝ドラらんまん (86)
いつも元気いっぱいの万太郎くんが、言葉に詰まりながら謝る姿を見るのは、しんどいですね😢
大窪さんが収めようとしてくれたけど出来ず😢
でも田邊教授の言うことも間違ってはいないんですよね😭
純粋な植物愛だけでは通用しない世界…つらいですね😢
#らんまん
#らんまん絵 pic.twitter.com/zaK0Z8PjdO— CHIHOYA🍀 (@CHIHOYA78) July 31, 2023
訂正した論文を見ると、
自分の名前の後に
教授の名前を記している…それではダメなのよ、万太郎。
最初から共同研究として、田邊教授の名を先に、自分の名前を後に記載すれば、出入り禁止にはならなかった。
徳永助教授が居たら、そう助言してくれたかもしれない… pic.twitter.com/iHzodBt0fd
— 萩野柚子(はぎのゆず) (@haginoyuzu) August 1, 2023
田邊(矢田部)教授は。のちの日本植物図鑑で結構細かい赤入れ校正(チェックバック)してたんやぁ。 #朝ドラらんまん#らんまん pic.twitter.com/VlBD6Ww20E
— g (@ponpokoleeen) July 31, 2023
帝国大学理科大学の「初代教頭」に就任
文部大臣・森有礼の号令によって東京大学は「帝国大学」に改められ、
これにより、田邊教授は帝国大学理科大学の「初代教頭」に就任し、
御茶ノ水の高等女学校の校長にも就任します。
地位も名誉も持つ田邊。
だけど、万太郎の才能には勝てない・・・
ついに、田邊は万太郎に東大への出入りを禁じるのでした。
万太郎を見る度に、苦しい思いから開放されたい気持ちだったのかもしれません。
『#らんまん』87話です。田邊教授が痛々しく感じるのは自分と重なるから。人の才能を憎んだり、嫉妬したり。あまりにも人間臭くて、見ていて苦しい。苦しいよぉ～。おすえちゃん私にもポンポンしてぇー😭😭#朝ドラらんまん #神木隆之介 #浜辺美波 #要潤 #中田青渚 #斎藤羽結 #らんまん絵 pic.twitter.com/CJaZthx0GN
— おむすびスズメ (@osusuzu) August 1, 2023
「大日本植物図解」を発行
田邊は万太郎を大学から追放した後、図解本「大日本植物図解」を発行します。
しかしその図解本を読んだ万太郎は、自身の「日本植物志図譜」と似ていることに気づきます。
女学校廃止
ここから、物語はさらに複雑に進展していきます。
文部省が女学校の廃止を決定し、田邊が校長を務める御茶ノ水の高等女学校も廃止となります。
校長の任を解かれ、落胆する田邊ですが、妻・聡子の励ましにより、植物学の研究に専念することを決意します。
新種発見するが先を越される
田邊の研究は順調に進み、新種の植物の発見に成功します。
しかし、ライバルの美作に先を越される形で新種の発表が行われてしまいます。
さらには、大学を追われ、植物園の世界から消えていきました。
田邊の死
田邊の死因は溺死
田邊は、鎌倉での遊泳中に溺死してしまいます。
田邊の死は、新聞でも報じられました。
寿恵子がそれを目にします。
田邊の思い
田邊と万太郎の関係は、深まることはありませんでした。
しかし田邊は、妻の聡子に、自身の蔵書を万太郎に譲ることを伝えていました。
田邊は万太郎にすべてを託したのです。
いろいろあった田邊と万太郎。
田邊は、万太郎の才能を高く評価しつつも、天才・万太郎の存在に苦しんだのかもしれません。
しかし最後は、田邊が万太郎に植物学の未来を託しました。
田邊はやはり、植物を愛する「植物学者」だったのです。
万太郎は田邊に感謝し、意思を受け継ぎ、日本の植物学の発展に尽力していくのでした。
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