ドラマ「虎に翼」4月29日月曜日の放送（第21回）では、前週に続き、父・直言の「共亜事件」の波紋が猪爪家にも押し寄せます。
| 放送枠 | NHK朝の連続ドラマ小説 |
|---|---|
| ドラマ名 | 虎に翼 |
| 放送日 | 4月29日月曜日 |
| 第5週タイトル | 朝雨は女の腕まくり？ |
「虎に翼」第21回（4月29日放送）のみどころ
１．花岡の根回しで穂高が弁護人に！
２．寅子が大学に復活
３．花岡を見直す寅子
「虎に翼」第21回（4月29日放送）ネタバレ
直言（岡部たかし）の逮捕は、寅子（伊藤沙莉）たち家族にも重苦しい空気を漂わせます。
マスコミや世間の厳しい目があり、寅子は、大学に通うことすらできなくなります。
悶々とした日々を過ごす寅子。
穂高の弁護と新たな展開
そんな中、猪爪家に現れたのは、花岡（岩田剛典）と穂高（小林薫）。
花岡は、直言の弁護人として穂高を紹介します。
穂高は、かつて直言の恩師で、法曹界では知られる人物。
花岡が寅子の家の状況を穂高に相談し、穂高は手を貸してくれたのです。
穂高が弁護を引き受けたことで、この上ない安心感に包まれる寅子たち。
ようやく希望の光を見出します。
寅子が大学に復活
直言の逮捕で、大学を休んでいた寅子。
穂高は寅子に大学に行きなさいと背中を押します。
ワクワクした気持ちで、大学に向かう寅子。
それでも、父の事件でどんな事を言われるのか心配です。
しかし、大学の仲間たちは、いつもと変わらず寅子を迎えます。
安心する寅子。
花岡のサポート
花岡は、大学に通う寅子が、記者や心ない人に危害を加えられないように、ガードしてくれました。
花岡が穂高を紹介してくれたこと、そして自分を守ろうとする気遣いに、寅子は彼を見直します。
直言の自白
しかし、逮捕から4ヶ月後。
新聞には直言が「罪を自白した」と書かれた記事が掲載されます。
直言は、株取引で、帝都銀行の理事と共に、株券などの贈賄罪に問われているのです。
記事の内容に愕然とする寅子たち。
一方、刑務所に拘留されていた直言は、4ヶ月の間に心身ともにすっかり疲弊しきっています。
ようやく家族との再会を果たし、穂高の尽力に感謝の言葉を述べるのでした。
「虎に翼」第21回（4月29日放送）の感想
花岡を崖から突き飛ばして、申し訳ないことをしてしまった寅子だけど、
なんと花岡は寅子の力になりたい！とめちゃくちゃ考えたんでしょうね。
そして、
穂高が寅子の父を弁護してくれたら最高なんじゃないか？
と思いついたのでしょう。
これは、寅子も思いつかなかったのではないでしょうか。
寅子が花岡と出会ってなければ、こんな引き合わせはなかったかもしれません。
穂高と直言の関係
穂高は、直言の大学時代の恩師です。
さらに、大学で丸亀に行った時に「はる（石田ゆり子）」を見初めた直言。
直言とはるの縁談を取り持ったのも、穂高です。
穂高は、直言を学生時代から知っていますし、直言の人柄も良く知っています。
そんな穂高が弁護人なら、はるも一安心ですよね。
穂高は刑事事件の専門ではないようですが、ここは一肌脱ぐ覚悟で裁判に臨みます。
直言が逮捕されたことで、外にも出れないくらい、猪爪家は非難されてしまいます。
大学を休んでいた寅子ですが、みんな寅子を普段通りに接してくれます。
寅子にとっては、ちょっと肩透かしを食う対応だったかもしれないけれど、逆にありがたかったんじゃないかなと思います。
花岡の男気
そして花岡さん。
相変わらず女を下に見るところは変わっていないだろうけど、寅子を守ろうと男気をみせてくれます。
直言の事件は世間で大注目され、娘の寅子の身の危険すら感じるほどの大事件。
花岡は、女性の寅子を守らなきゃという思いでいっぱいです。
また、大学に復帰させたのも、自分の責任だし、絶対に守ると思っているようです。
花岡の男気が、ここに来て発揮されるんですね。
また、男気といえば、轟も忘れてはいけません！
轟もいざという時は、寅子を守ってくれる存在でしょう。
直言さんが心配
ただ、気になるのは直言です。
逮捕されて、すでに四ヶ月も経っていました。
そして「自白」に追い込まれてしまいました。
かなり詰問された末の自白だと思います。
元々、直言は妻はるの尻に敷かれていたり、優しい感じの男性です。
詰問された４ヶ月は、地獄を味わったのではないでしょうか。
さて、第５週は、直言の事件が中心に描かれていきます。
どんな決着がつくのか、見守っていきたいです。
来週はどうなる？次週のあらすじはこちら！
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