虎に翼【第18週ネタバレあらすじ】7月29日〜8月2日（七人の子は生すとも女に心許すな？）

杉田の号泣と長岡空襲の悲劇

杉田（高橋克実）が寅子（伊藤沙莉）と優未（竹澤咲子）を見て突然号泣するシーンから始まります。

昭和20年の長岡空襲で娘と孫を失った悲劇が、彼の心に深い傷を残していたことが明らかになります。

顕洙の逮捕と広洙の訴え

そんな中、放火事件が発生し、スマートボール場の経営者である朝鮮人の金顕洙（許秀哲）が逮捕されます。

寅子は法廷で顕洙の弟・広洙（成田瑛基）が兄の無実を訴える姿を目の当たりにします。

広洙の必死の訴えに感銘を受けた三条支部の事務員・小野（堺小春）は、彼に声をかけます。

小野にはかつて朝鮮人の恋人がいたという過去があり、その経験が彼女の行動に影響を与えていました。

小野の過去と寅子の決意

小野の過去の恋愛は、彼女が広洙に共感し、協力を申し出る大きな動機となっています。

親の猛反対により結婚を諦めさせられた小野は、公平な目で事件を見直すことを決意します。

一方、寅子もまた、わかり合えない人とも関係を深めようとする姿勢を見せ、航一（岡田将生）はそんな彼女の姿を見守ります。

涼子の店の嫌がらせと新たな証拠

寅子と航一は、涼子（桜井ユキ）の店が頻繁に嫌がらせを受けていたことを知ります。

警察に相手にされず、嫌がらせにも慣れつつある涼子と玉（羽瀬川なぎ）に代わって怒る寅子。

寅子は放火事件の証拠品を再調査し、広洙に宛てた顕洙の手紙に疑問を抱きます。