ドラマ「Destiny」の第5話（5月7日放送）は、奏の父が残していたボイスレコーダーが鍵となり、死の真相が明らかになります。
真相を知った真樹は、思わぬ行動に出て・・・。
それでは「Destiny」第5話のネタバレと感想、気になるポイントを考察しました。
Destiny前回までのあらすじ
Destiny第5話ネタバレ
父の同僚・新里龍一（杉本哲太）
東京地検特捜部の検事だった父の同僚、新里龍一（杉本哲太）に会った奏。
実は新里は、父の事件の後、検事を辞めていました。
事件の詳細を書いたノートがあったけれど、退職のときに燃やしたと言います。
父のボイスレコーダー
奏は、長野の実家に帰り、父も何か記録していたんではないかと書斎を片っ端から探します。
すると、父が亡くなる当日、書斎に籠もって辛そうにしていた父を思い出した奏は、父がボイスレコーダーに何かを録音していた記憶が蘇ります。
父の遺品の中を探すと、2003年５月から、父が亡くなった当日までのボイスレコーダーを発見します。
横浜に戻った奏は、真樹を自宅に招いて、そのボイスレコーダーを再生します。
事件の真相が明らかに
２００３年に起きた汚職事件の全容が奏の父の肉声で残されていました。
環境エネルギーの賄賂事件は、東議員と山上重工業の副社長が連行され、自白を得ることができずに焦っていた頃、東議員の秘書のスマホから、賄賂を裏付ける証拠が見つかります。
しかしその出処が不明で、なにか違和感を感じる父。
政治家絡みの事件は注意が必要だと警戒を強める父ですが、裁判では東議員の弁護士になった野木浩一郎と15年ぶりの再会を果たします。
第４回公判。父が違和感を感じたメールの証拠について、奏に厳しく言及する野木浩一郎。
東議員の秘書は、疑惑のメール送信時には健康診断を受けていて携帯を持つことはできなかったという新たな証拠を突きつけ、父が証拠を捏造したのではないかと言います。
これが決定打となり、東議員は「無罪」。
父は証拠を捏造したと言われ、全責任を取って懲戒免職を免れない状態に。
自分が信じてきた正義はどこにあるのか？絶望した父は、いつか奏に知ってほしいとこのボイスメッセージを残して、死を選んでいました。
すべてを知った奏と真樹
父のすべてを知った奏は、涙が止まりません。
そしてこれを一緒に聞いた真樹は、やっぱり父が奏の父をはめて追い詰めたことを知ります。
奏は、もう会うのはやめようと言います。
真樹は、リビングを出ると、倒れてしまいます。
激痛を訴える真樹は病院に運ばれ、待っていたのは担当医で奏の婚約者・貴志（安藤政信）でした。
処置が終わった後、貴志は奏になぜウチにいたのかと、奏に裏切られた気持ちでいっぱいでした。
翌朝、夜勤を終えて帰宅した貴志に奏は、父のボイスレコーダーを渡します。
そして、真樹の父と自分の父の関係を聞いていたと言います。
すると貴志は、自分が真樹の担当医で、彼は重度の癌だと打ち明け、ショックを受ける奏・・・。
真樹の実家が火事に！
退院した真樹は、久しぶりに実家へ戻りました。
神妙な面持ちで実家に入る真樹。
その夜、大きな屋敷の野木家は炎に包まれます。
少し離れた場所から、燃える実家を眺めていた真樹に、警察官が声をかけます。
すると真樹は
俺が、燃やした
と言い・・・
仕事中の奏に、貴志から連絡が入ります。
真樹の実家が火事で、真樹が火をつけたとニュースになっていると伝えるのでした。
「Destiny」第5話の感想と考察
第５話は、奏の父が残したボイスレコーダーによって、事件の真相が明らかになりました。
大体予想していた内容だったのではないでしょうか。
奏の父と、真樹の父は元々検事で、先輩後輩の仲でした。
しかし、真樹の父は検事から弁護士に転身し、事件当時は駆け出しの弁護士。
だからこそ、実績が欲しかったんでしょう。
政治家に弁護を頼まれて、この大きな案件で勝つことができたなら、知名度も上がります。
仕事がうまく行けば家族も安泰だと思っていたのかもしれません。
ただ、この因縁の二人の子供同士が出会い、そして恋仲になるとは、まさにDestinyです。
これから奏は、真樹が本当に実家に火をつけたのか、真実を探すことになりそうです。
まとめ
ドラマ「Destiny」第5話は、奏の父・英介（佐々木蔵之介）の死の真相が明かされました。
奏と真樹の関係は、これで終わりになるのか？
しかし、野木家の火事によって、再び奏と真樹は、思いもよらぬ対面を果たすことになります。
第５話では、真樹の父の思惑や真実が明らかになるのではないでしょうか。
「Destiny」キャスト相関図
引用：https://www.tv-asahi.co.jp/destiny/cast/
