ドラマ「ドクタースランプ」の全話のあらすじを、各話ごとにまとめました。
ドクタースランプキャスト一覧
まずは、「ドクタースランプ」のキャストをチェック!
役名 | キャスト | 役どころ |
---|---|---|
ジョンウ | ヨ・ジョンウ | スター美容外科医。高校時代の宿敵ナム・ハヌル(パク・シネ)と再会し、未だに何かと張り合う。 |
ハヌル | 麻酔科医。幼い頃から類を見ない才女。ジョンウの高校時代の最大のライバル。 | |
デヨン | ユン・パク | ジョンウの友人。大学の同期で現在は美容外科病院長。ジョンウとは喧嘩別れしているが、ジョンウのYouTubeを真似ている。 |
ホンラン | コン・ソンハ | ハヌルの友人。産婦人科医。シングルマザーで一人息子がいる。 |
ギョンミン先輩 | オ・ドンミン | ジョンウの先輩でいつも親身になってくれる。ハヌルと同じ病院の先輩。 |
ウォルソン | チャン・ヘジン | ハヌルの母。ジョンウが引っ越した屋根裏部屋の大家。 |
パダ | ユン・サンヒョン | ハヌルの弟。無職。ハヌルほどの頭の良さはないが勘が鋭い。 |
カン・ジンソク | キム・ジェボム | ジョンウの病院の麻酔科医。事故の日、手術室にいた。 |
キム教授 | オ・リュン | ハヌルの上司。ハヌルにパワハラを繰り返す。 |
心療内科医 | イ・スンジュン | ハヌルとジョンウの担当医。 |
「ドクタースランプ」全話ネタバレ
第1話
天才少女ハヌル
釜山の布おでん工場の長女として生まれたハヌルは、幼い頃から超優秀。
片時もテキストを手放さないほど勉強に打ち込み、釜山の韓国大学を目指します。父の病死という悲しみを乗り越え、母と弟と共にソウルに移住し、名門高校に入学します。
ライバルとの出会い
ソウルでハヌルが通い始めた高校には、
絶対的トップの成績を誇る男子生徒ジョンウがいました。
ハヌルはブルトーザーと揶揄されるほど猛勉強し、ジョンウを抜いて成績トップに躍り出ます。
高校時代のあの日、すごく良い一日だったと思っていたら、その日の終わりに父が倒れて急死。自分が幸せを感じていた時に父がなくなっていたこと、幸せの絶頂からどん底に落ちてしまった時を思い出します。
ハヌルの苦難
そして今、国内トップ3の大学病院の麻酔医として働くハヌルは、モラハラ上司による嫌がらせによって、疲労がピークに達し、友人ホンランとランチへ向かう途中、ハヌルは突然激しい腹痛に襲われ、倒れてしまい・・・。
横断歩道で倒れたハヌルにトラックが迫り、絶体絶命のピンチ!しかし、間一髪で助かります。
人気美容外科医ジョンウの転落の始まり
一方、ジョンウは、人気美容外科医になり、順風満帆な日々を送っていました。
しかし、マカオのカジノ王の娘の整形手術をしていると、大量出血!!
ジョンウは必死に心臓マッサージを施します。
しかし、麻酔科医のカンは冷静に死亡確認をするだけでした。
ジョンウは院内の監視カメラを確認すると故障しており、娘の体内からは美容外科にはないはずの抗凝固薬が検出されます。
ジョンウは業務上失致死罪で訴えられ、病院は閉院、多額の借金を背負ってしまいます。
ジョンウの戦い
ジョンウは冤罪を晴らそうとしますが、状況は不利で絶望的でした。
裁判が始まると、ジョンウの弁護士は、抗凝固剤を仕入れた履歴がないこと、また被害者は抗凝固剤を長期に渡り使用していた形跡があると述べます。
しかし、ジョンウの病院の手術室のゴミ箱からジョンウの指紋がついたヘパリンの小瓶が見つかり、物的証拠にされてしまいますがジョンウは身に覚えがありません。
裁判が終わると、ギョンミン先輩は、医療訴訟専門の弁護士を紹介し、医院や家、車を売ってスタッフの退職金に充てろと言います。
ハヌルの心の闇
一方、病院に運ばれたハヌルは、急性胆嚢炎で胆のうを摘出しました。
1日17時間働いても足りないくらいの激務をこなし、これまで常にトップだった人生が、どん底に突き落とされたような孤独感と無力感に襲われます。
心の病への葛藤
ハヌルは、「サンシャイン心療内科」という看板を見つけ、迷いながらも診察を受けることに。
- 泣きたくなる
- 惨めに感じる
- もういいことなど起きない
などのチェック項目が当てはまり、「うつ病」「燃え尽き症候群」と診断されます。
まさか自分が心の病気になるとは信じられず、受け入れることができません。
ジョンウとの再会
ハヌルは、気分転換にビールを買い込んで家に戻ると、母と無職の弟がいつものように痴話喧嘩をしていました。しかたなく屋上に上がると、大量の荷物が置いてあり、干された洗濯物の見知らぬ人影を発見!
恐る恐る覗き込むと、なんと高校時代に成績トップを争った男子生徒のジョンウでした!
一瞬にして高校時代の記憶が蘇るハヌルとジョンウ。
美しい桜並木で、転んでしまったハヌルに手を差し伸べてくれたジョンウ。
しかし、ハヌルはジョンウを馬跳びして走り去ってしまった記憶・・・。
ハヌルは人生最大のスランプに陥っていている今、最大のライバルだったジョンウとの再会に驚きを隠せません。
ジョンウも、かつて一番好きで、そして一番嫌いだったハヌルの出現に驚きます。
まさかの近距離生活がスタート…?
高校時代のライバル同士、ハヌル(パク・シネ)とジョンウ(パク・ヒョンシク)の思いがけない再会はハヌル家の屋上。
医師として前途有望だったもののスランプに陥ってしまった2人は、やがて互いの存在に癒やしを感じるように。 #ドクタースランプ pic.twitter.com/NyQFZTr1SV— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) February 21, 2024
第2話
ジョンウは、家と車を売払い、友人の紹介でハヌルの家の屋根裏部屋に引っ越してきたのです。
ジョンウにとって、ハヌルは初恋の相手でもあり、宿敵でした。
2009年
高校時代のハヌルとジョンウは、学年トップの成績を争っていました。
中間テストで、2位を取ったジョンウは、気を失うほどショックを受け、ハヌルへの闘争心が湧き上がります!
ハヌルが走って登校すれば、ジョンウはスクーターで追い越し、ハヌルが眠気覚ましにコーヒーの「粉末」を1袋飲めば、ジョンウは2袋飲んで、彼女を睨みつけます。子供じみたジョンウの駆け引きに呆れるハヌル。
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屋根裏部屋
ジョンウは、こんな屋根裏部屋なんてすぐに出ていく!と宣言します。
しかし借金が37億円もあることを告白するジョンウに、呆れるハヌル。
ジョンウは、ハヌルの家を出ようと物件探しをするものの、裁判中で安い物件ですら借りることができません。
我慢の限界
一方、ハヌルは心療内科医に、今は心が骨折したような状態で「松葉杖のような存在」が必要だと言わます。
そんなある日、ハヌルは理事長の娘が帝王切開になり、緊急手術が始まります。しかしハヌルのパワハラ上司は、麻酔の針を上手に打つことが出来ず、焦るパワハラ上司に代わり、ハヌルは上手に麻酔を打つことに成功します。
手術が終わると、理事長の娘から注射に失敗した時のアザが出来ている!とクレームが入ります。パワハラ上司は自分が失敗したのに、ハヌルに罪を被せます。
いろんな事が重なり、我慢の限界を迎えたハヌルは、パワハラ上司と喧嘩して病院を退職!
ハヌルは白衣を脱ぎ捨て、身分証を置いて颯爽と出ていきます。
病院内ではハヌルの噂でもちきりに。
産婦人科医の女友達ホンランは、上司を殴った医者なんてどこも採用してくれないと呆れ、母はなぜ病院を辞めたのかと問い詰め、行き場を失くすハヌル・・・。
そんなハヌルを見つけたジョンウは、飲みに行こうと誘いました。
ヤケクソになったハヌルは、焼酎3本呑むよ!とジョンウを引っ張っていきます。
二人が焼肉屋に入ると、そこは高校時代の同級生の店で、しかも同窓会中でした。ジョンウの噂話でもちきりで、彼が医療訴訟問題を抱えていることを初めて知ったハヌル。
焼肉屋を出ると、二人はベロンベロンになるまで飲み明かしました。
ハヌルは、医学部の首席で卒業した私がうつ病なんて、プライドが許さない!!とうっぷんを晴らします。
黒い男
帰り路、ジョンウは階段を降りながら、背後から黒いスーツの男が現れる気配に恐怖を感じました。しかし男が何者なのか、ジョンウには知る由もありません。ただ、殺意のようなものを感じ、恐怖に支配されていくのを感じるのでした。
しかしハヌルは、黒いスーツの人なんていくらでもいると笑い飛ばしました。
そして二人は見つめ合い・・・ジョンウは、高校の頃からデコピンしてやりたいと思っていた!イタズラに笑います。
ハヌルは、強烈なデコピンを喰らわせ、倒れるジョンウ!!
そんな中、ハヌルの母から「自慢の娘より、健康な娘がいい」とメールが届き、ハヌルは号泣してしまいます。そんなハヌルを抱きしめるジョンウ。
二人は、これまで堪えていた涙を全部出しきるかのように泣きました。長い間、心に溜め込んでいた苦しみや悲しみが、とめどなく溢れ出しました。
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第3話
高校時代
ジョンウは、全国1位の成績で、スポーツも万能!!人気者で、女子からもモテモテ♡
一生この花道を歩くと思っていたあの日、ハヌルという宿敵が現れます。
ジョンウは、勉強にイカれたハヌルに勝つために、睡眠時間を削り、食事も抜いてボロボロになって勉強に打ち込みます。
そんなある日、ハヌルが勉強のしすぎで倒れると、続けてジョンウも倒れます。
倒れるのまで「2番」だったのか!!と落ち込むジョンウ・・・
保健室に運ばれた二人。
しかし、先に目を覚ましたハヌルは「特別講義」に行ったと聞き、なんという女だ!と驚くジョンウ!!
ジョンウは、俺を追い込んでおいて先駆けするとは、マナーも義理もないやつめ!!と憤慨し、それからハヌルを嫌いになったのです。
麻酔医のカン
昨夜、呑んだくれた二人は抱き合ったことが頭から離れず、よそよそしく接します。
ジョンウは、裁判の打ち合わせに行くと、事故が起きた手術に立ち会った麻酔医のカンが、証人になると言い出したことに違和感を感じます。
警察の掘り調べは拒否したのに、何かおかしいと思い始めます。
その頃、ジョンウの部屋の窓を割って侵入する黒尽くめの男・・・。
母に頼まれてジョンウの部屋に布団を運んだハヌルの弟は、ジョンウの部屋が荒らされていて驚きます!
そこへジョンウが帰宅し、警察を呼び被害届けを提出します。
割れたガラスを片付けていると、ハヌルが今日は下の階のウチで寝たら?と呼びに来ます。
仕返しを怖がっているジョンウに、あなたは無実で濡れ衣とハヌルはジョンウを信じていました。
遊び方を教えてやる!
ジョンウはハヌルを誘い、気分転換します。
仕事を辞めたハヌルに、せっかく幼稚園以来の休みなんだから、これまで出来なかった事をしたらいいというジョンウに、それなら論文を読み漁る!というハヌル。
ジョンウは、俺が遊び方を教えてやる!!と言い、まずはトッポキを食べ、カラオケに行きます。
しかし勉強漬けだったハヌルは、流行りの歌を全く知りません。
初めてのゲーセンでは、まるで高校時代の青春を取り戻すように楽しみます。
裁判のことで頭がいっぱいだったジョンウも、今日は全部忘れて楽みます。
そして、ハヌルを「かわいい・・・」と感じてしまう自分を思いっきり払拭するのでした。
ジョンウのニュース
ジョンウは、屋根裏部屋の窓を修理してくれた大家でハヌルの母に、お礼に行くと、テレビを見ていたハヌルの弟が、屋根裏のジョンウが裁判中の美容外科医だと知り騒いでいました。
落ち込むジョンウの元に、弁護士から連絡が入ります。
証言すると言っていた麻酔医のカンが、証言しないと言い出したというのです。
カンが働く美容外科に急ぐと、カンは1ヶ月ここで働いたものの、今日で退職したと聞き・・・。
いまやジョンウのニュースは、連日テレビで報道され「時の人」になっていました。
ジョンウの事件のニュースを見ていたハヌルは、被害者が長期間飲んでいた薬が大量出血を招いたとは考えにくいという解説を聞いて、すぐに論文を漁ります。
すると、インドで同じ症例のレポートを発見!!
裁判所では、ジョンウの裁判が始まり、ハヌルは証拠のレポートを提出しますが、状況を覆すことは難しいようでした。
記者に囲まれるジョンウを見守るハヌルは、記者に押されて手をけがしてしまいます。
ジョンウは閉院になった自分の美容整形外科で、ハヌルを手当をしました。
ジョンウは、朝日を見に行こう!といい二人は海へ向かいます。
朝の海を眺めるジョンウは、同級生じゃなくて「友達」になろうと言い、握手をします。
その頃、ジョンウの医院では、隠しカメラが作動していて・・・。
エピローグ
高校時代、保健室で先に目を覚ましたハヌル。実は、ジョンウの体調を気遣う手紙を書いていました。
保健室を出ると、ジョンウの母が担任に「貧血くらいで呼び出さないで!」と言い放ち、校内ですら1位を取れないと、苛立っているのを目撃してショックを受けていました。
そんなハヌルを母が迎えにきて、手紙はポケットから落ち、ジョンウにわたすことはありませんでした。
第4話
ハヌルの父
幼い頃から勉強が大好きだったハヌルには、友達がいませんでした。
おでん工場を営む父が病気で入院すると、テストで「1位」を取ったときだけ微笑んでくる父。父を喜ばせるためにハヌルは勉強を頑張りました。
友だち
そんなハヌルに、今日ジョンウという友達が出来て、心から喜びます。
ジョンウは、砂浜に「ハヌルとジョンウは、2023年4月から友達」と大きく書きます。
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二人は、朝日を見た後、海の近くの食堂に行くと、ハヌルは疲れて眠ってしまいます。
店の女主人は二人をカップルだと思い、ウチには「宿もある」と勧めてきますが、「友達」だから、このまま少し眠らせてと頼みました。
友達だからジャケットくらい掛けてやるのは当然だろうと言い聞かせ、ハヌルに自分のジャケット掛けると、ハヌルはジョンウの肩にもたれかかってしまいます!
ドキドキが止まらないジョンウ!!
店を出ると、ジョンウの病院がやっと売れた連絡が入り、ほっとするジョンウ。
その頃、ハヌルの家では母と弟が、泊りがけで出かけたハヌルの相手はホンランだろうと話していると、ホンランがやってきます。
え?朝まで一緒にいたのがホンランじゃなければ、一体だれ??と騒ぐ母!!
そこへ、ハヌルとジョンウが車で帰ってきます。
朝帰りした二人を見たホンランは、ジョンウに「ハヌルの初恋の人」と言い、ハヌルは慌てて否定します。
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ジョンウの妄想が止まらない
それからジョンウは、俺がハヌルの初恋の人?と妄想が止まりません。
そんな中、ハヌルに「買い物に付き合って」と言われて、デートの申し込みだと思い、ウキウキ!!
おしゃれをして出かける準備をするジョンウは、鏡を見て「俺ってイケメン!!」と自画自賛!!
高校時代
買い物に出かけた二人。ジョンウは、いつから俺を好きだったんだろう?とニヤニヤします。
そんな中、ハヌルは高校時代の思い出を話します。
天井の扇風機が壊れて、机から転落したハヌルをお姫様だっこで助けたジョンウ。クラスメイトから冷やかされ、落とされたハヌルは手首を痛めてしまったことがありました。
あの時ジョンウは、ノートを取ってくれたり、リュックを持ってくれたと振り返ります。
ジョンウは、なるほど、それで俺を好きになったのか♡と妄想します。
ハヌルは、どん底に落とされても周りの人を気遣うジョンウは、絶対に無実だと断言し、ジョンウは一人でも分かってくれる人がいて、心が暖かくなります。
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そんな中、突然ハヌルが話しがあるといいます。
ついに告白か!?
とドキドキするジョンウに、
「ブラインドデートする」
と言います。
ホンランが紹介してくれた人とデートするための服を今日は選びに来たと言い、ガッカリするジョンウ。
ブラインドデート
翌日。ハヌルは、ワンピースを着てウキウキでデートに向かいます。
相手は、ラ・ボーテ美容整形外科の院長デヨン。
デヨンは、ジョンウのマネで動画配信をしているものの、身内しかフォローしてくれず、見ず知らずの「ホンラン」だけがチャンネル登録してくれて大喜び。
デヨンは、目の前にいるハヌルを、てっきりホンランだと思い込んで接します。
そんな中、デヨンの娘が通りかかり、母と離婚したばかりなのに、もうデート?と怒り、デヨンは慌てて娘をを追いかけます。
また今度ホンランさん!と店を出ていくデヨンに「ハヌルです!」と名前を言うと驚きます!!
なんだかがっかりして帰宅するハヌルは、さっそくジョンウに「最低だった」と報告すると、思わずニヤけてしまうジョンウ。
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ハヌルの焦り
その夜、二人は屋上でお酒を呑むと、ハヌルは無職になったことで焦りを感じていたと打ち明け、ジョンウは医師の求人サイトに登録したらいいと提案しました。
雨が降ってきても、相合い傘で呑む二人。
いつの間にか、ハヌルはジョンウの肩で眠ってしまいます。
そんな中、ジョンウの屋根裏部屋のベッドの下では、隠しカメラが怪しく光っていました。
ファボン
数日後、ハヌルにオファーが届きます。
地方にあるファボン病院の麻酔医長のポジションでした。
さっそくジョンウに報告すると、喜ぶ反面、見知らぬ土地で大丈夫かと心配して送り出しました。
そこへギョンミン先輩がやってきて、ハヌルは地方の病院に行くのか?と言います。
なぜそそれを知ってるのか尋ねると、さっきファボン病院の院長から連絡がきて、ハヌルの事を尋ねられたから、上司とケンカして辞めたと正直に話したと悪びれずに打ち明けます。
ジョンウは、ファボンへ向かうハヌルを急いで追いかけます!!
ファボンに着いたハヌルは、面接も受けることなく帰ることになります。
エピローグ
麻酔科医のカンは、ジョンウの病院にあったペン形の盗聴器を見ていて・・・。
第5話
高校時代、韓国大学医学部に入学するため、釜山からソウルの高校に進学したハヌル。
ジョンウに黄色い声援を送る女子たちに、ソウルの女子の趣味が全く分からないと思っていました。
そんなジョンウが、地方のファボンにまで私を追いかけてきたのは何故?と疑問に思うハヌル。
ジョンウは「か、観光だ!」としどろもどろに答えます。
観光する二人は、サイクリングで競争!負けたほうはデコピンだ!とゴールまで猛ダッシュ!!
勝ったのはジョンウ。
どうぞデコピンして!と目をつぶっておでこを出すハヌルにドキっとするジョンウは、思わず小さくデコピンしました。
観光を楽しんだハヌルは、心細いときにジョンウが来てくれたことに感謝します。
フラッシュバック
終電が迫り、二人は急いで駅へ向かっていると、急病人を発見します。ジョンウは心臓マッサージを始めますが、あの事故がフラッシュバックしてうまく処置できません。
ジョンウに代わり、ハヌルが心臓マッサージをして、老人は一命をとりとめ、救急車で運ばれました。
二人きりの夜
終電を逃した二人は、ホテルに宿泊。
心配したホンランから電話が入り、ファボンまで追いかけてくるなんで、ジョンウは100%気があるに決まってると茶化されてしまいます。
意識してしまうハヌルは、ジョンウの存在自体を「タンパク質だ!」と言い、いつものように小競り合いする二人。
ジョンウはうたた寝していると、あの事件の手術の夢を見て、冷や汗をかいて飛び起きます!
ジョンウは、今夜は一緒にいてくれないかとハヌルに頼み・・・
二人は花札対決を始めます!
花札をしたことがないハヌルに、ルールを説明するジョンウ。
しかし、初心者のハヌルがまさかの圧勝!!
勝ったハヌルは、ジョンウにシッペをして、ジョンウは本気モードに突入!!
母校
翌朝、自宅のドアを開けようとしすると、母が心配しているのを聞いてしまい、家に入ることを躊躇してしまいます。
母はハヌルを知らないかとジョンウに尋ねると、ジョンウはハヌルの居場所にピンときます。
ハヌルは、ゲーセンにいました。
やっぱりここだったか!とジョンウ。
その後、二人は母校の高校を訪れました。当時と何も変わらず、懐かしさを感じる二人。
もし、高校時代に戻れるなら、大学入試をやりなおしたいというハヌル。
韓国大学に絶対合格すると思っていたけれど、なぜかその日は実力発揮できずに不合格で大ショックを受けました。
ジョンウは、高校時代に戻れたら、頑張っていたハヌルを抱きしめたいと言います。
すると見回りの先生がやってきて、思わず机の影に隠れる二人は急接近!
ドキドキする二人・・・。
帰宅したハヌルは「もしかして私に好意を持ってる?」と質問すると、
しかしジョンウは迷った挙げ句、誤解させて悪かったと謝ります。
二人の会話を、母と弟、おじが聞いていて・・・。
隠しカメラ
翌日、ギョンミン先輩は、ジョンウの元医院に隠しカメラがあったと言い、現物を持ってきました。
ジョンウは急いで医院に行って確かめると、他にも隠しカメラがあり恐怖を感じます。
PTSD
一方、ハヌルは心療内科で診察をうけると、交通事故の影響でPTSDになることがあり、医師も医療事故の後は、血を見ると怖くなったりすると聞きます。
ファボンでのジョンウを思い出したハヌルは、ジョンウはPTSDだ!と気づき、急いで家に戻り、ジョンウを抱きしめました。
ジョンウの痛みを理解するハヌルに、ジョンウは「会いたかった」と胸のウチを明かします。
ハヌルがそばにいてくれるから辛い状況も耐えられるけれど、今は心が弱っているから少し待ってくれと言い・・・。
第6話
ハヌルは、精神科の本を読み漁り、自分とジョンウの心の原因を探します。
ジョンウも、ハヌルの勧めで心療内科を受診することにしました。
薬をもらったジョンウは、まさかハヌルと一緒に、精神科でもらった薬を飲むことになるなんて思わなかったと笑います。
カラオケで告白?
二人はカラオケに行くと、ジョンウが歌うラブソングの歌詞は全て自分に向けて歌っていると勘違いして、ドキドキ♡
これって告白なの?というハヌルに、ジョンウはカラオケで告白などしない!と完全否定しました。
すると、偶然通りかかった高校時代の学年3位の成績の同級生女子に再会します。
同級生女子は、ジョンウって私が好きだったでしょう?と言います。
高校時代、給食当番のジョンウは、いつもソーセージを多めに入れてくれたことを話しますが、ジョンウは覚えていません。
ハヌルは、私にはピーマンしかくれなかったと激怒!
ジョンウは、そんなことあったかな?と思い返すと、ハヌルに勉強で負けたくなくて、ハヌルにはピーマンをだけを山盛りにして、次に並んでいた今日会った女子にソーセージを山盛りにした事を思い出します。
なんとも思ってなかった女子のことは、ちっとも覚えてなかったと、振り返りました。
ギョンミン先輩
ジョンウはハヌルに、ちゃんと精神状態が戻ったら返事をするから待ってと言い、実は自分の病院に、隠しカメラが置いてあったことを打ち明けると、そこへギョンミン先輩がやってきます。
ハヌルは、ギョンミン先輩を避けるように帰り・・・。
ジョンウは、先日ギョンミン先輩から、好きな人がいるなんて「許されることか?」と言われた事に対して、やっぱり自分はハヌルを好きになる資格なんてないと言います。
ギョンミン先輩は、心配して言っただけだから気にするなといいました。
黒尽くめの男
一方、警察ではジョンウの部屋に入った空き巣が、何も取らなかったことを不審に思い調べを進めると、ジョンウの部屋から出てくる黒尽くめの男の姿が!!
そのころハヌルはふとジョンウが気になり、ジョンミン先輩と出かけた彼に電話をかけようとした瞬間、ジョンウの部屋のドアが開いていることに気づきます。
部屋に入り、窓をを閉めると、ジョンウの机の下に「隠しカメラ」を見つけ・・・。
その頃、ギョンミン先輩と別れたジョンウは、尾行する男と格闘!!
男のポケットから「隠しカメラ」が出てきて、帽子を取って顔をみようとすると、頭を瓶で殴られて取り逃がしてしまいます。
ホンランとデヨン
一方、ホンランは、エレベーターでデヨンと偶然一緒になったことで、連絡先を交換してデートをすることに。
実は、ホンランには一人息子がいて、田舎の母に預けていました。ホンランは産婦人科医で、昼も夜もない多忙な生活を送り、息子が一人でお留守番できるようになったらまた一緒に暮らそうと約束しています。
デヨンとのデート当日、デヨンは動画をフォローしてくれたことを嬉しそうに話します。ジョンウの人気動画サイトを真似して立ち上げたものの、身内以外の初めてのフォロワーがホンランだったのです。
しかし、ホンランは「登録していない!」と否定しYouTubeを確認すると、「こんなつまらない動画があるんだ・・・」と馬鹿にしたデヨンのサイトを、誤ってフォローしていました。
デヨンは、ジョンウの事件は絶対に無実だと言いますが、ホンランは友人のハヌルをたぶらかす悪い男だ!と否定してケンカ状態になってしまいます。
二人が店を出ると、デヨンの頭にトンボが止まり、ホンランは思わずコーピーのカップでデヨンの頭のトンボを捕らえ、息子が探していたトンボだからそのまま雑貨屋まで行って!と頼みました。
第7話
デヨンの過去
ジョンウは小学生時代の「いんげん豆事件」を思い出します。
みんなの苗は育つのに、ジョンウのだけは、日に当てても、水を上げてもだめでした。
高校生になったジョンウは、成績表を持って自宅の豪邸に帰ると、母が出かけるところでした。
父の一週間LAに行くから家政婦といてと言い、母は成績表を見るなり、努力が足りない!!と冷たく言い放って出ていった記憶。
大人になって、自分の病院であの事件が起こった時も、母に電話をすると、お父さんは会長になるため大事な時期だと言われ、関わらないように言われました。
あの時のいんげん豆のように、人生にはどうにもならないことがある、けれど平穏な日々はいつ訪れるのか、不安に苛まれるジョンウ・・・。
隠しカメラ
一方、ジョンウを追う、黒尽くめの男は、車に撥ねられたものの、逃走し見失ってしまいました。
警察に相談すると、空き巣の犯人と、今回の男の背格好などが一致。さらに男が落としたボールペンは、「隠しカメラ」で、病院にあったものと同一だったことが判明します。
ハヌルは、警察にいるジョンウに、部屋に落ちていたボールペンタイプの隠しカメラを持って行きます。すると、同じ隠しカメラが大量に押収されて驚きます。
男に頭を殴られたジョンウは、病院で手当を受けました。ハヌルは、怖い黒幕がいるかもしれないのに、なんで平気な顔してるの?と大泣きします。
麻酔科医のカンが怪しい
犯人の心当たりはないかと尋ねるハヌルに、麻酔科医が怪しいと答えるジョンウ・・・。
真実は明らかになるから大丈夫と励ますハヌルに、映画のセリフか?と笑うジョンウ。
ハヌルは、映画なんて見る暇ないとけれど、いつか好きな人とポップコーンを食べながら映画を見たいと言いました。
ジョンウの裁判
ジョンウの裁判の日。
ハヌルは弟に、最近怪しい男を見なかったかと尋ねると、確かジョンウが引っ越してきた日、部屋に入っていく黒い男を見たと言います。
顔色が変わるハヌルに、まさかジョンウはマカオのマフィアにでも追われてるのか!?と言います。
ハヌルはジョンウが狙われていると思い、追いかけますが、ジョンウのスマホが落ちていて、嫌な予感がします。
裁判所では、開廷から30分が経過しても、ジョンウの姿はありません。
証拠
弁護士が延期を申し出ようとしたその時、ジョンウが「証拠」を持ってきたと姿を現します。
屋根裏部屋をでたジョンウは、麻酔医のカンに電話をかけると、家の近くに停まっていた車から着信音が聞こえ、車にいるカンを見つけ、必死に追いかけます。
カンは、ジョンウに「証拠のデータ」を手渡しました。
カンのデータは、「隠しカメラ」で撮ったあの事故の日の手術室の映像でした。黒尽くめの男がヘパリンを点滴に混入させ印をつけ、手術が始まると、犯人に買収された看護師が、ヘパリンが混入している印の点滴液を被害者のビンに点滴していました。
被害者のビンは、カジノ界を仕切っていた父チャンの死後、莫大な遺産を相続し、チャンの弟が殺害計画を立てていて・・・。
麻酔科医のカンはずっと、ジョンウに事実を言おうか迷い尾行していました。
しかし、犯人たちがジョンウにつきまとっているのを知り、真実を知ってもらおうと、空き巣を装ってジョンウの部屋に置いたものの、隠しカメラは机の下に転がっていました。
カンは、以前医療ミスの罪を被った過去があり、隠しカメラで身を護っていたのです。
デヨンは親友
事件が解決したものの、ジョンウの気持ちは晴れません。
手のひらを返したように、みんなはジョンウの無実を商売に利用しようとしたり、連絡が頻繁に入るようになります。
ジョンウを優しく受け入れるハヌルの家族は、屋上でサムギョプサルパーティーをして、複雑な心境を思いやります。
その頃、デヨンは、ジョンウのマネをして動画を撮るものの、やっぱりうまく行かず、もう辞めるとホンランに告げます。
実はジョンウはデヨンと親友ですが、ケンカ別れしていました。
ホンランは、電話してやればいいと言います。
意を決して電話したデヨン。しかし電話に出たのはハヌルの母!母は酔っ払ってけちょんけちょんに文句を言って電話を切ってしまいます。
ジョンウの告白
ハヌルは、ジョンウを誘って呑み直します。
ジョンウは、多くのものを失ったけど、ハヌルがいてくれたらいい、ハヌルが大好きだと思いを打ち明けました。
酔っ払ったジョンウは何度も「告白してないだろ?」と言い、ハヌルが好きだと何度も告白します。
自分にとってハヌルはいんげん豆のようだとい、花開くのを楽しみにしてると打ち明けるのでした。
第8話
ハヌルは、完全に恋煩い。
ただ、好きだと言われて、手を繋いだけれど、「付き合おう」とは言われていない。
これは恋人といえるのか?と悩みます。
ハヌルはさっそく母に、父との馴れ初めを聞いたり、おじに話しを聞きますが、もはや20年も前の恋愛事情。
現代の恋愛相談をできる人はいないの?と思っていたら、弟が張り切って名乗り出ます!
「屋根裏部屋とのことか?」と恋愛に関しては勘が鋭い弟。
弟は、いわばネットで買い物するときの「カート」にいれた状態で、カード決済してこそ恋人同士。だから正式な告白が必要だとアドバイスします。
正式な告白
さっそくハヌルは、ジョンウの屋根裏部屋を訪れ、話しがあると言います。
話しをしようとした瞬間、ハヌルの弟がジョンウの部屋に乗り込んできます!!
なんで弟が来るの??
思わずハヌルはトイレ&浴室に隠れます。
弟は、ハヌルが悶々としているから早く告白してやってくれ!と言い、これを聞いているハヌルは、弟め〜!!と恥ずかしすぎて暴れていると、シャワーの蛇口をひねってしまい水浸しに!!
しかしジョンウは、昨日から恋人同士だと思っている!とハヌルに聞こえるように声を張り上げます。
安心した弟は、姉ちゃんと付き合うなんてお気の毒に・・・と言って部屋を出ていきます。
びしょ濡れで出てきたハヌルに、ジョンウは自分のパジャマを貸し、花束を渡して抱きしめました。
一方、デヨンは、ジョンウに連絡しようか迷っていたところ、ホンランにエレベーターで遭遇します。
デヨンに電話したけど、年配の女性がひどく怒って電話に出た。あれは一体誰だったのか?と話すと、ホンランはそれは知ってる人だと言い笑い・・・。
初デート
その頃、ジョンウとハヌルは初デート!おしゃれしたハヌルは、見違えるほど美しくジョンウはドキドキ。
出発しようとした瞬間、なぜかデヨンが屋根裏部屋に駆け込んできます。
なんでお前がここに?!?!
こんなみすぼらしいところにお前を住ませて悪かったとドヨンは謝り、俺みたいに連絡を控えていた友達が大勢いることを伝えます。
そして、とりあえず沢山話したい!とハヌルにデヨンを借りると言います。
ジョンウは、お前こそ外してくれ!と言いますが、デヨンの勢いは止まりません。
ハヌルは、快く席を外し、あとで電話してと言って、家に戻りました。
デヨンは、ジョンウを高級焼肉店に連れて行き、やけに素直になったジョンウに気持ち悪さを感じ、そして牛肉にビビるジョンウを悲しく思います。
ジョンウに嫉妬していたけれど、ジョンウが苦しむ姿を見ると心が傷んだ・・・
と心配したことを真剣に話しますが、ジョンウは俺は今日は忙しいんんだ!!と、ハヌルとの初デートが台無しになったことに苛つきます。
親友のジョンウを心配するデヨンは、事件が解決してほっとした反面、なんでこんなことになったんだと複雑な思いでいっぱいです。そして、話しがあると言い・・・。
結婚式の招待状
帰宅したジョンウを、ハヌルが待っていました。
やっとデートに行けると思ったら、今度はギョンミン先輩から電話が入ります。
しかしジョンウはギョンミン先輩の誘いを断って、ハヌルとのデートへ!
その頃、ギョンミン先輩は、ジョンウの部屋を眺めていて・・・
ジョンウたちが帰宅すると、ギョンミン先輩から「結婚式の招待状」がポストに投函されていました。
ハヌルの表情はこわばり、動悸が止まらず・・・
ハヌルとギョンミン先輩
翌日、ハヌルは心療内科を訪れたハヌルは、涙が止まりません。
そんな中、心療内科を訪れたジョンウは、ハヌルが泣いているのを目撃し、どんな辛いことがあったんだろうと心を痛めます。
その後、ジョンウはのデヨンの美容外科を訪れ、一緒に働こうと言ってくれた誘いを断りました。今はハヌルのそばにいたいと思ったからです。
帰宅したジョンウは、ハヌルの母と弟にしょぼくれた顔をしている!と強引に食事に誘われます。弟は、ハヌルの部屋にジョンウを連れていき、付き合い出したのか??と煽ります!!
ジョンウがふと本棚を見ると、そこにはギョンミン先輩とハヌルの写真がありました。
ハヌルが先輩とはどんな関係?と聞いてきたり、先輩が結婚する事にハヌルがショックを受けていた事を思い出すジョンウ・・・。二人の関係は一体??
その頃ハヌルは元同僚の女医から、ギョンミン助教授が製薬会社の娘と結婚が決まり、彼はその会社の理事になるため、退職の送別会があると聞きます。
ハヌルは、助教授になったばかりなのに、辞める?と苛立ちます。
実は、ギョンミンはハヌルが書いた論文を、自分の手柄にして助教授に就任していました。
製薬会社の娘と結婚するためには、「助教授」という箔をつけたかったのです。
自分が踏み台にされて助教授にのし上がったのに、結局病院を辞める?!
自分があの論文を出していれば、もしかすると助教授になれた可能性すらあるのに!!
ハヌルの怒りは収まりません。
ハヌルは高校時代の最悪な一日を思い出します。
すごく良い一日だったと思っていたら、その日の終わりに父が倒れて急死。
自分が幸せを感じていた時に父がなくなっていたこと、幸せの絶頂からどん底に落ちてしまった事を思い出します。
先日の心療内科では、この時のように幸せの後にはとてつもない不幸がくると思うと、心の底から幸せを喜ぶ事ができなくなったことを打ち明けていました。
だけど、医師になり、仕事で頑張っていたらギョンミン先輩から「頑張ってる」と褒められて嬉しかったし、やっと幸せを喜ぶことが出来ていたのに、彼は信頼させておいて、最終的には裏切ったことを打ち明けて涙を流していたのです。
ハヌルは、ギョンミン先輩の送別会に乗り込みます!!
彼にビールをぶっかけ、生き方を改めろ!!と告げました。
帰り道、雨にたれて帰るハヌルの前に、傘を刺したジョンウが現れます。
ハヌルは自分の心さえもコントロールできないから別れようとと言います。
しかしジョンウは、自分のそばにいたらいいとハヌルに傘を渡し・・・。
第9話
ハヌルは、ギョンミン先輩が麻酔科医に推してくれたとこで、すっかり彼を信頼していました。
ギョンミン先輩は、ハヌルの一生懸命さ、そして優秀なことを見越して、自分の味方につけて散々利用して裏切っていました。
ハヌルは、また人を信用して裏切られたら今度こそ本当に立ち直れないと思い、ジョンウに別れを告げました。
ジョンウは、デヨンの病院で働くことにしました。
引っ越しではないものの、病院近くのワンルームに泊まり込むと言い、デヨンと共に大きな荷物を持って出ていきます。
ハヌルの母
落ち込むハヌルに母は、父は幸せだったと言います。
優秀なハヌルのお陰で、自分たちも一番になれた気がしてとっても嬉しかったし幸せを感じていたけれど、その裏で「心が病気」になった時は、気づいてやれずに涙が溢れ出たことを話します。
そして、もう一生無職でもいいから人生を楽しみなさいと微笑みます。
母の優しさに、ハヌルは肩の荷が下りた気がして、涙が止まりません。
屋根裏部屋に帰ってきたジョンウは、
ハヌルにちゃんと食べて薬も飲んで、心が元気になったら、俺の元に帰ってこいと言います。
第10話
高校時代のジョンウは模試は全国一位、大学は首席で卒業。
ハヌルは、世界的に論文を認められる若手研究員として認められ、同期とも医療について答弁を繰り返した。
そんなジョンウは今ではゲーセンの覇者、ハヌルは近所の駄菓子屋のゲームで子供とやりあっている。
屋台に行けば、医師だと言っても誰も信じてくれない。
ジョンウの悩み
ジョンウは、デヨンの美容外科で働き始めたものの、メス、血、同期など信じられずにPTADの症状に悩まされていまいした。
心配したハヌルは、デヨンに麻酔科医としていっしょに手術室に入ると提案し、ジョンウを手助けします。
手術は無事成功しますが、ジョンウはやっぱり不安でした。
高校の恩師
そんな中、高校の恩師が尋ねてきます。事件の事を心配してやってきたのです。
ジョンウは超優秀で優しくて・・・ハヌルが転校してくるまでは・・・と、高校時代のハヌルは眠気覚ましに「生唐辛子」を食べながら勉強していたと思い出話をします。
唐辛子は禁止だ!と取り上げたジョンウ。
デヨンは、高校時代から二人はケンカしていたのか?通りで年季が入っていると呆れます。
恩師が帰ると、ジョンウは高校時代、胃を悪くして薬を飲むハヌルを気遣い、唐辛子を取り上げたこと、そして今も美容外科で働きたいと思って医師になった訳じゃないのに手伝うのは俺が惨めだと言います
ジョンウを心配し、PTSDを克服するための手助けをしたいと思ったハヌル・・・。
ギョンミン先輩
一方、ホンランは息子と共に病院に出勤すると、デヨンが仲良く遊んでくれて嬉しく思います。
そんな中、同期からギョンミン先輩の結婚式があると連絡が入り、ハヌルがギョンミン先輩にビールをかけ、論文を横取りした上に、悪質な噂まで流したと聞きます。
ホンランから事情を聞いたジョンウは、ギョンミン先輩に会いに行きます。
ギョンミン先輩は、事件解決に協力したのに音沙汰なしだと微笑みジョンウを部屋に通します。
さっそく、ハヌルの事を聞くと、彼女は役立たずだというギョンミン先輩。
思わずジョンウは殴りかかり、二人はケンカに!!
その頃、ハヌルは母から「そっと寄り添うだけでいい時がある」と聞いて、心に響きます。
屋根裏部屋に帰ってきたジョンウは、ハヌルを抱きしめ、気づけずにごめんと言いました。
ジョンウの顔と手は、ケンカで血が出ていました。
ハヌルは、病院を辞めてどん底だったけれど、楽しい世界があることをジョンウが教えてくれたことに感謝し、ジョンウにもメスを握る以外に幸せがあると言いました。
クラブで弾ける二人
そんなハヌルは、ジョンウにお気に入りの服に着替えて!と言い、手を引っ張ってクラブに連れていきました。
思いっきり弾ける二人。
クラブを出ると、ハヌルはデヨンの病院で働き始めた理由を話します。
ジョンウを助けたい思いもあったけれど、自分もジョンウがいたら仕事に復帰できるかもしれないと思ったからだと正直に打ち明けます。
そして、高校の恩師の背中に大きなコブがあるから、一緒に手術をしようと言います。
ジョンウはトラウマ克服のため、恩師の胸を借りて手術をすることに。
無事、手術を終えたジョンウとハヌル!
デヨンは二人の復帰を祝い、病院スタッフみんなで飲みに行きました。
ホンランが連絡してきて、ハヌルは席を外します。
ギョンミン先輩をぎゃふん!と言わせたいけれど、ジョンウが殴ってくれたと報告します。
ハヌルが席に戻ると、眼の前の席に座るジョンウに「こてんぱんにやっつけてくれたの?」とメールします。当然だと返すジョンウ。
すると、ゲームが始まり、ハヌルは「恋人がいるか?」という質問に「今はいない」と答えます。
次にジョンウの番で「最近キスしたのはいつ?」という質問でした。10年前かな?と答えるジョンウ。
飲み会が終わると、ハヌルのお陰で手術が成功したとお礼を言いました。
ハヌルは、キスしたのはいつ?の質問にウソをついたねと言います。
ギョンミン先輩を殴り、傷口の手当をしていたとき、ハヌルにキスをしたジョンウ。
二人はキスをしました。
そして、これでも恋人はいない?というジョンウに、いる!と答えるハヌルは、ジョンウを抱きしめました。
第11話
ジョンウとハヌルは、ラブラブ♡
い世界一かっこいい!世界一かわいい!!とお互いを褒め合います。
屋根裏部屋のジョンウの部屋に、ハヌルは自宅の冷蔵庫からこっそりお惣菜を拝借して遊びに行きました。
ハヌルの母のお惣菜は美味しい!最高だ!と喜ぶジョンウ。
ジョンウは、ハヌルをベッドに誘います。
30分だけこうしていて・・・
と二人は添い寝しました。
すると二人は寝入ってしまい・・・
翌朝、ハヌルの母親が屋上に上がると、ジョンウの部屋の窓が空いていることに気づきます。
風邪をひくよ、と心配する母は、窓を閉めようとすると、ジョンウが隣に女性が寝ているのを目撃!!(二人とも洋服は着ています)
ジョンウは慌てますが、母は見る気はなかったの!!と窓を締めて走り去ります。
自宅に戻ったハヌルの母は、ハヌルの顔は見えなかったものの「あれは絶対ハヌルだったわ!」と、動揺を隠せません。
数日後、ハヌルの母は、出勤するジョンウに「私は最初からジョンウを気に入っていた」と微笑みます。
そして、「今日は私の誕生日♪」と言い、お願いがあると言います。
ハヌルの母は、素敵なレストランで誕生日ランチをしました。
家族三人の予定でしたが、花束を持ったジョンウがやってきます。
驚くハヌル!
ハヌルは、ジョンウと付き合っていることを打ち明けました。
するとハヌルの母は、もう家族なんだから家賃もいらないと言います。
今日はシャンパンを飲もう!と張り切る母は、ジョンウのグラスに波々と注ぎます。
ハヌルは、明日手術でしょ?と言い、実はジョンウの手術を手伝っていると言い、医師として仕事を再開したことを報告しました。
母は、こんな素敵なレストランで、ハヌルの彼氏と一緒に誕生日が祝えて、そしてハヌルが医師として復帰したことが嬉しく思いました。
ハヌルの母は上機嫌で飲んでしまい・・・酔っ払った母を部屋まで担ぐハヌルとジョンウ!
デヨンの娘は思春期
一方、デヨンの娘は中学生で難しい年頃になっていました。
ブラのワイヤーが出てきて、買って欲しいことを父デヨンに言えずにいました。
それに気づいたデヨンに、ホンランは下着を買いに付き添ってくれました。
ランジェリーショップの店員から、「夫婦」と言われて、否定する二人。
帰り際、年頃だからこそ、こういうのは恥ずかしらずに話したほうがいいとアドバイスするホンランに、デヨンは感謝しました。
ジョンウの両親
ジョンウは、自分の両親のことを聞いてこないハヌルが不思議だと言います。
しかし、ハヌルは高校時代、ジョンウと共に保健室で休み、先に出た時にハヌルの母親を見て、ジョンウは孤独だろうと感じたと言います。
ジョンウの両親は心臓外科医。
現在はアメリカで心臓外科の教授をしていて、アジア初のアメリカ心臓協会の会長になり、母も一緒に研究をしていました。
だから、ジョンウが美容外科医を目指すと言うと、酷く反対されました。
ジョンウも、親の敷いたレールを進まなければいけないかと随分悩みました。
でも、この前の事件で、功績を傷つけないで!と言われて、悩む必要はないし、一生和解することはできないだろう。両親の愛情を得ることが出来ずに孤独を感じたけれど、それ以外には多くのものを得たと言います。
悩み打ち明ける相手はいたのか心配するハヌルに、
ギョンミン先輩には高校三年の時に出会い、
それからは兄妹同然でいろんな話したと言います。
でも彼が善人ではないことは薄々分かっていたし、時々様子がおかしかった言います。
ギョンミン先輩は理事に
その頃、ギョンミン先輩は製薬会社の娘と結婚して「理事」になっていました。
ハヌルをいじめていたキム教授は、うちの病院の薬代がかさんでいるが、他の製薬会社にしようと思っていると怪しく微笑みます。
そういう話しなら、ゴルフをしながら話しましょうとギョンミン先輩は怪しい笑みを浮かべ・・・。
この幸せがつづきますように
ハヌルは、心療内科を受診すると、自分を大事にすることを覚えてきたと言います。
医師は、それを一つ一つ重ねると、丈夫な家になり、やがては大きな城になると言い、薬の量も減らしてハヌルは改善の傾向にありました。
ジョンウも、PTSDの症状が和らぎ、手術もこなせるようになっていました。
そんなジョンウは、社内恋愛は非常階段で密会するのがテッパンだとハヌルを呼び出し、今日はウイスキーを飲みに行こうと誘いました。
ハヌルは、こうやって小さな幸せを積み重ねていく幸せを感じます。
ギョンミン先輩はジョンウを狙っていた?
飲みに行くと、ハヌルはジョンウに、この前言っていたギョンミン先輩の気になる点を教えてと尋ねます。
俺の飲み物に薬を入れた・・・
と話し始めるジョンウ。
実は医学部入学祝いの時、ジョンウはそれを飲んで緊急搬送されます。
酔ったジョンウは、ウイスキーにギョンミン先輩が薬を混ぜるところを見ていました。
だけど、自分の幻想かとも思えたし、そもそもギョンミン先輩がなぜそんなことをするのか理由が分からなかったし、その後も親切に寄り添ってくれました。
ここにきて、ハヌルに対するひどい仕打ちを聞くと、薬を飲まされたのは本当だったんだと思い始めるジョンウ。
その頃、ギョンミン先輩の理事長室には、カンが現れ「約束だ」と言い・・・。
第12話
デヨンは、ホンランの家で遊具を組み立てました。
デヨンの姉が要らなくなったと聞き、ホンランの息子にちょうどいいと思って運び込んでくれたのです。
ホンランは、デヨンの優しさを嬉く思います。
デヨンは、今度は息子が好きな昆虫を取りに行こうと言い、自転車に乗れないホンランにも乗り方を教えると約束しました。
一方、ジョンウは、ハヌルが一度も修学旅行に行ったことが無いと知り、驚きます。
そして、二人で修学旅行に行こうと計画します。
まずは、新しい服を買おう!と二人はショッピングに。
初めての修学旅行
新品の服と、手作りキンパをリュックに詰め込んでウキウキでバスに乗り込みました。
記念撮影をしようというジョンウ。
二人は、制服を借りて記念写真を撮ります。
高校時代、卒業写真を撮るときまで勉強していたハヌル。
将来ハヌルと付き合う男は大変だと思っていたけれど、まさかこうして付き合っているとは思わなかったと笑うジョンウ。
するとハヌルのお腹がグーと鳴ります。
テントでバーベキューをする予定だけど、まだ肉が届かないというジョンウ・・・
そこへ、ホンランとデヨンがやってきます。ホンランを呼んだつもりがデヨンまでいて、驚くジョンウ!
二人はどんな関係だ?と言うと、最近ブラを買いに行ったり、家に行ったりしていると聞いて、さらに驚くジョンウとハヌル!!話せば長くなると濁す二人。
バーベキューが始まると、ハヌルとホンランはシンクロするように食べたり飲んだりします。ジョンウは、二人はどうやって友達になったのか尋ねます。
嫉妬や妬みが多い職場で、仕事に専念するハヌルが素敵で、自分から声をかけたというホンラン。
ジョンウとデヨンは、昔は親友だったけれど、インターンの時、デヨンが海外派遣の医療ボランティアに参加予定だったものの、アクシデントで足を滑らせ階段から落ちて骨折し、結局ジョンウが行くことに。
それがテレビで放映されて一躍ジョンウは有名人になりました。それから二人は子供のようなケンカ別れをしていたのです。
呆れるハヌルとホンランは、二人で話しをしました。
ホンランは、デヨンを好きになったと言います。
そしてハヌルを心配するホンランは、ギョンミン先輩の件は探りを入れようか?と言いますが、ハヌルは今の幸せを壊したくありませんでした。
また、デヨンは、4年前にギョンミン先輩とぶつかった時、彼が「粉薬」を持っていて、違法薬物ではないか?と詮索します。
ジョンウは、ゾルピデムが酒に混入されていたけれど、本来錠剤のはずがなぜあの時も粉だったのか?衝動的に入れたはずだと言い・・・。
カン
その頃、ミン先輩は麻酔科医のカンと話していました。
カンは、設置していた隠しカメラをギョンミン先輩が見つけて、2日間も持っていたのに、何も通報しなかったのはどうしてだ?と言い・・・。
海外ボランティアにギョンミン先輩が関与
再び心療内科を訪れたハヌルは、担当医が海外ボランティアに参加し、そこにギョンミン先輩も2年前から参加していることを知ります。
ボランティア活動はヘソン製薬がスポンサーで、ギョンミン先輩は現在その製薬会社の娘と結婚して理事の座に。
ヘソン製薬の社長は、マカオの女性と結婚し、マカオ支部も支援していました。
ヘソン製薬
ハヌルは、ホンランに医療記者を紹介してもらい、ヘソン製薬について話しを聞きます。
記者は、現在ヘソン製薬では疼痛の新薬を開発し販売にこぎつけるまでになり、本来難しいはずの案件だが、話しが出来すぎていて違和感を覚えると言います。
しかも、ヘソン製薬の社長は金儲け主義で、マカオのギャングとも繋がりがあり、真っ当な会社ではないことが判明します。
ハヌルはギョンミン先輩に連絡をしました。
ギョンミン先輩は、ハヌルを煙たがりながらも車に乗せて走ります。
ギョンミン先輩が激昂した瞬間、車にトラックが衝突!!
ハヌルとギョンミン先輩は意識不明の重体になるのでした。
第13話
ジョンウとギョンミン先輩の出会い
受験を控えたジョンウは、家庭教師に母が選んだギョンミン先輩がつくことになります。
ジョンウの母は、韓国大学に合格することは、父と母の学歴や経歴を考えれば当たり前だと言い、絶対に合格させろと苦学生のギョンミン先輩に金を積みます。
こんな両親に育てられた息子は、さぞかしひねくれているとおもうギョンミン先輩。
しかし、初めてジョンウに会ったギョンミン先輩は、あっけにとられます。
ジョンウは、明るくて親しみを感じる「いいヤツ」でした。
来る日も来る日も勉強を教えるギョンミン先輩は、そんなジョンウの事を可愛く感じ、二人はやがて本当の兄弟のように仲良くなっていきます。
ギョンミン先輩は、裕福な家庭だけど窮屈な思いをしているジョンウが、明るくあっけらかんとしているのを感じる度に、自分の生い立ちや境遇に不満を抱く自分に反省し、やがて苦しむようになっていきました。
ハヌル
一方、事故に遭ったハヌルとギョンミン先輩は、緊急手術を受けます。
ハヌルは、手術が成功しますが、予断を許さない状態が続きます。
ギョンミン先輩は意識不明の重体です。
そんな中ジョンウは、高校時代の恩師から、保健室に運ばれたあの日のハヌルに手紙を渡しました。
そこには、すべてうまくいくから、無理しないでと書いてありました。
いつも辛いときには隣にハヌルがいたと振り返ると、振り返るジョンウ・・・。
麻酔科医のカンが訪れ、隠しカメラの件をギョンミン先輩に話すと、俺のせいじゃないといい、彼のバックには黒幕がいると気づいていました。
警察から連絡が入り、隠しカメラの映像を見ると、ジョンウの後を付けていた黒い男は、ギョンミン先輩だと判明します。
刑事は、ギョンミン先輩はジョンウと親しく、警察にも一緒に来ていたことから疑いもしなかったけれど、事件前日、手術に立ち会あい薬を混入させた看護師に、彼が何かを渡していた映像を見つけ、繋がりを確信していました。
それもこれも、ハヌルがヘソン製薬の株価操作やマカオのギャングとの繋がりが怪しいという話しをしてくれたからだと言います。
ジョンウは、ハヌルがここまで調べあげ、危険を承知でギョンミン先輩と会って事故に遭ったことを知り、涙が止まりません。
ジョンウはハヌルに会いに行くと、ギョンミン先輩が事故の後、朦朧としながら話したことを打ち明けます。
ジョンウの家庭教師をしていた頃、父が泥酔したと連絡が入り、ジョンウの母に断ったものの、入試間近にそんな事をしている場合かと言われて行くことができず、父はゾルピデムを8袋も飲んで車を運転して事故死。
ジョンウが悪い訳では無いとこは重々承知しているけれど、恨む気持ちを抑えることができなかったギョンミン先輩は、ジョンウの酒にゾルピデムを混入させていました。
ギョンミン先輩の死
ジョンウは、瀕死状態のギョンミン先輩の病室を訪れます。
まさかジョンウの病院だとは思わなかったと話すギョンミン先輩は、死ぬ間際だから嘘じゃない、すまなかったと謝ります。
病室を出たジョンウは、ギョンミン先輩が死ぬかもしれないけれど、まだ許すことはできないと涙を流します。
その頃、ギョンミン先輩は静かに息を引き取ります。
ハヌルは、ギョンミン先輩が入学式祝で買ってくれたスーツを見て、涙が止まりません。
第14話
ニュースでは、マカオカジノ相続人死亡事件のの真相が連日報道されます。
マカオと繋がり、株の譲渡を引き換えにヘパリンを渡したギョンミン先輩。
ハヌルは退院し、元の病院から助教授のオファーを受けます。
ジョンウは、手術に立ち会った看護師の話しを聞きに行くと、ジョンウの病院では死亡事故を起こしたくないと言っていたことが判明します。
ジョンウは、最期にギョンミン先輩を許していたら・・・ハヌルは、あの日ギョンミン先輩と会っていなければ・・・と後悔してしまいます。
釜山
そんな中、ハヌルの家族は釜山に帰省することに。ジョンウも一緒に行くと言います。
釜山へ車で帰る中、パンクで足止めくらったりしながらも、どうにか釜山に到着します。
父のお墓参りを済ませると、馴染みの店へ。ハヌルの家族が仲良く過ごす姿を見て、ジョンウは羨ましく思います。実は、ジョンウの両親がアメリカから帰国し、会おうと言われていましたが、それを避けるようについてきたジョンウ。
恨みたい気持ち、許したい気持ち
ジョンウは、ハヌルの母に、亡き人をどうしたら忘れられるか?と聞きます。ギョンミン先輩のいい思い出しか浮かばないジョンウ。
大学の入学式に、唯一来てくれたのはジョンウ先輩でした。父を亡くして間もない彼が、どんな思いで明るく祝ってくれたのだろうと思うと、涙が止まりません。
恨みたい気持ち、許したい気持ち、いろんな思いが溢れて混乱していたジョンウに、ハヌルの母は、誰かを恨み続けるのは苦しむだけ。許せとは言わないけれど、無理に忘れる必要はないし、必ず苦しみも癒えると背中をさすって励ましました。
ハヌルが麻酔科医を選んだ理由
一方、ハヌルは叔父に、てっきり外科医になってドラマのような天才外科医になるとおもっていたけれど、麻酔科医になるとは意外だったと言われます。
でも、ハヌルの父が長い闘病生活を送る中、何度も手術をするのを目の当たりにし、「いい夢」を見ている間に手術が終わると聞き、麻酔科医を目指したことを分かっていました。
そしてハヌルに、自分の居場所に戻るように言いました。
すると、美しい花火が上がります。ハヌルは、ジョンウが両親から逃げるように釜山に来たことを分かっていました。
ジョンウは、両親がギョンミン先輩を追い詰めていたこと、それでギョンミン先輩が罪を犯してしまったことで頭が混乱したけれど、許したり、恨んだりしながら過ごそうと思うと心の整理が着いたと言います。
スッキリしたジョンウは、ハヌルが悩んでいたことに気づいていました。ハヌルは、実は助教授のオファーを受けているけど言い出せなかったと言います。ジョンウは、ハヌル最高!と喜び背中を押しました。
美しい花火を眺める二人は、忘れたいことは消えて、心に残したいことだけ記憶に刻もうと思いました。
働き始めたハヌルを、いつ帰ってくるか待ちわびるジョンウは、叔父の店の饅頭を作るのが上手になっていました。
医療訴訟問題が解決し、20億ウォンが帰ってきたジョンウは、ハヌルのために使うといい、ジュエリーショップを訪れます。
ハヌルの助教授室を訪れたジョンウは、大事な決断をしたと言います。小耳症の少女を助ける手術のため、ハヌルの病院で手術をするから手伝ってくれと言います。
喜んでハヌルは協力し、手術の打ち合わせを重ねていきます。
そんなある日、ジョンウはバッグからジュエリーボックスを取り出し・・・。
第15話
ハヌルに指輪を渡そうとしたジョンウは、指輪を落としてしまい、床に転がってしまいます。
拾おうとすると、ゴキブリがいて・・・逃げ惑うジョンウ!
デヨンにそれを報告すると、助教授になったハヌルに指輪は負担が大きいんじゃないかと心配し、ブレスレットにしてみてはどうかと言われ、またジュエリーショップを訪れ買い求めるジョンウ。
しかし、ハヌルの弟と叔父に相談すると、前に母がブレスレットをあげたけれど、手術の邪魔になると一度も付けなかったことを聞いて、再びネックレスを買いに行きます。
アクセサリーがどんどん増えていくものの、ハヌルに渡すタイミングを逃してしまいます。
そんな中、喧嘩別れしていた高校時代の友人が謝罪にやって、再び友情を取り戻すジョンウ。
また、小耳症の女の子の手術を病院の広報が取材する話しが取りやめになり、ホッとするジョンウ。
友人や広報に電話していたのはハヌルでした。
友人とのわだかまりに悩んでいたジョンウの心の傷を癒やし、また広報活動のために女の子を救うというのは違うと感じていたジョンウの気持ちを理解していたハヌルに感謝します。
PTSDを克服
小耳症の女の子の手術が行われると、ジョンウは執刀医を任されました。麻酔科医として手術室に入るのはハヌル。トラブルに見舞われながらも完璧な手術をしたジョンウは、もうPTSDを克服していました。
デヨンとホンラン
一方、デヨンはホンランの前で、同僚の女医とキスしてしまったアクシデントから、ぎくしゃくしていました。
ホンランは、離婚した後、もう恋なんてしない!息子に愛情を注ぐと思っていたことを伝えます。恋は酔っ払った時とにていて、酔うまではいい気持ちだけど、酔いすぎるとつらくなると言います。
翌日。ホンランに、誤解を解こうと一生懸命考えながらメールを打つデヨン。しかし娘から今日の晩ごはんは何にする?というメールが何度も入ってきて、逐一返信していると間違って「ホンランさんが好き」というメールを娘に送ってしまいます!
帰宅した娘は、可愛らしいマカロンを買ってきてくれたことや、ブラの事、お小遣いをあげてくれたもはホンランさんのアドバイスだったと気付き、好きな気持ちをきちんと伝えてきてと背中を押しました。
デヨンは、花束を持ってデヨンの元に駆け出します。ホンランを見つけると、つまずいてキスをしてしまうデヨン!!
驚くホンランに、デヨンは思いを伝え、2人は抱き合いました。
その頃、ジョンウは屋根裏部屋でハヌルと過ごしていました。お金も入ったし引っ越さないのか?と尋ねるハヌルに、ハヌルの母たちと家族以上に仲良く過ごせるここが気に入っているし、忙しいハヌルにもここにいれば会えるから出ていかないと言います。
ハヌルは、家族になってと言います。梨を剥いていたジョンウは、驚いてナイフで指を切ってしまいます。絆創膏を探すハヌルが引き出しを開けると、ジュエリーボックスを見つけてしまいます。
ジョンウの左手薬指に絆創膏を貼るハヌル。ジョンウは最高の指輪とプロポーズだと喜びます。しかしハヌルはプロポーズ?と驚きます。
ジョンウは、ハヌルにジュエリーをつけてティアラをつけました。そして左手薬指に、指輪をはめて、家族で恋人で友人で、妻になってくれとプロポーズします。
そこに、ハヌルの母から電話が入ります。ジョンウは「夜勤」だと伝えろといい、2人は熱いキスを交わし・・・。
第16話
ハヌルの弟パダは、叔父の店の味を完璧にマスターして、ハヌルや母に振る舞います。
何一つ長続きしなかった弟が、こんな料理を作れるようになったとは!母もハヌルも涙が溢れます。バダは初給料でハヌルに焼肉をおごりました。
ハヌルにプロポーズしたジョンウは、返事が聞けずにヤキモキしていたある日、ハヌルは漢江を眺めながらステーキを食べようと言います。ついに来た!と喜ぶジョンウ。
緊張で喉を通らないジョンウに、ハヌルは半年間海外に行くことを伝えます。
ジョンウは、俺のことは気にせず行って来いとかっこよく背中を押して食事を続けます。しかしナイフは肉を切っておらず皿をギコギコやったり、飲み物を飲もうとするとグラスではなく花瓶を手にしたり、めちゃくちゃ動揺していました。
大丈夫かな?と心配になるハヌル・・・。
帰宅したジョンウは、待てるわけ無いだろう!どうしていくんだよー!とジタバタします。
しかし、ハヌルのアメリカ行きはボツになってしまいます。ジョンウに言い出すきっかけを探すハヌル。
そんな中、家族が壮行会を開いてくれました。アメリカには行かないのに・・・すると、ジョンウの携帯にハヌルの件はボツになったとメールが入ります。
ジョンウは、ハヌルが言い出せなかったことに気づきます。
久しぶりにサンシャイン病院で診察を受けたハヌルは、もう克服したから通院しなくても大丈夫と言われます。
トラウマを克服したハヌルは、先生に「不幸に強くなる」と聞いて納得します。
一方、デヨンとホンランは、息子を交えてピクニックへ。
デヨンは、ジョンウにうちの病院を旅立つときだと切り出したと話します。
きっとジョンウからは言い出しにくいだろうから、自分から「給料が高い」と言って、また自分の病院を持つべきだと伝えていました。
そんなデヨンの優しさを誇らしく思うホンランは彼を抱きしめます。
ジョンウは、再び自分の病院を開業しました。
以前のような大規模の医院ではなく、真面目にコツコツと小規模からスタートしたジョンウの開業祝にやってきたハヌル。
バダは、料理のSNSで人気が出ていました。
叔父は、釜山時代の初恋の相手と再会していいかんじに。
ジョンウは、まだ朝焼けを見ていないから、見に行こうと言います。
2人は砂浜に立ち、朝焼けを眺めます。
今日が幸せでも、明日は不幸になるかもしれないけれど、耐える強さをもった2人。
来週はウェディングフォトを撮りにいくと言い、幸せそうに微笑むのでした。
感想
ずばり、ジョンウ沼!ハヌル沼!!
2人が美しくて、可愛くて。パク・シネちゃんとパク・ヒョンシクさんといえば、「相続者たち」(2013年)ですよね。
約11年ぶりに共演した2人ですが、当時と変わらぬ制服姿が見れたり、眼福でした。
パクシネちゃんは、去年ママになってあのスタイルですからね!すごいです♪
さて、スーパーエリートのハヌルとジョンウのような人でも、「スランプ」があって、苦悩する。
どん底に落ちてもうだめだと思ったけれど、そのトンネルは思ったほど長くなくて、不幸に見舞われても次はそれを乗り越える力になる。
2人の心の痛みがわかるし、それでも笑顔とコミカルなシーンには思わず笑って励まされそうです。
もう、何度も見返したくなる保存版のドラマです!