ドラマ「くるり」の第5話(5月7日放送)は、幼い頃の記憶が断片的に蘇るまことは、実家に帰省します。
一方、律の会社を訪れた公太郎は、お花見の夜、律がうさぎのきぐるみを着ていたことを知ります。
それでは、くるりの第5話ネタバレと考察をまとめました。
くるり第5話ネタバレ
母の日が近づき、まこと(生見愛瑠)は実家に帰ろうと決意します。
まことは、朝日(神尾楓珠)と一緒に、伊豆の実家に帰省すると、母・百合子が笑顔で出迎えてくれました。
記憶がないまことは、心配させないように記憶喪失のことは伝えずに過ごします。
どっちが好き?
食事の支度をする母に、
「どっちが好き?」
と決断を迫られていたことがあったけど、あれは何を聞いていたのか尋ねますが、母はそんな事あった?と言います。
朝日の告白
その夜、まことと朝日が恋人同士だと思った母は、一つの部屋に布団を2つ敷いていました。
まことは、気にしないから寝よう!と言って布団に入ります。
そして、実家についてきてくれた朝日に、ありがとうと言いました。
隣の布団で眠る朝日は、
記憶が戻らなくても、今のまことが好きだ
と告白します。
ふと隣のまことを見ると、既に爆睡状態!!
両親の離婚
翌朝、母は「どっち?」と聞いていたことを思い出したと言います。
まことが8歳の時、夫婦仲が悪くて離婚寸前で
「パパとママどっちが好き?」
と聞いていたことを打ち明けます。
どちらも選べないまことに、まことは頭がいいと言ってしまった母。
まことは、どうして無機質な部屋に住んでいるのか、好きな花すら選べない理由が分かったと言います。
そして母に、記憶喪失だと打ち明けます。
本棚を整理しようと部屋に戻ったまことは、「きょうはなんのひ」という絵本に、両親の「結婚記念日おめでとう」と書いたメモを挟んでいたことを思い出しました。
食べられるカーネーション
まことは、公太郎から渡された小箱を開けます。
小箱には、「ピンチの時に開けろ」とメモがついていて、食べられるカーネーションが入っていました。
8歳の頃、両親のために必死に生きてきた自分をを思い出し、切なくなるまことを朝日は抱きしめました。
翌朝、まことと朝日が帰った後、まことの母百合子は、「きょうはなんのひ」の絵本に挟んであった当時のまことのメモを見つけ、まことの本当の気持ちを知るのでした。
うさぎのきぐるみは律!
一方、律(宮世琉弥)は、公太郎(瀬戸康史)の花屋を訪れ、会社に植物を置いてほしいと頼みます。
会社のレイアウトを見に来た公太郎は、律の会社のお花見の写真を目にします。
お花見の場所は、まことが記憶喪失になった世田谷中央公園でした。
律はその花見の時、人に顔を見れれたくないからという理由から「うさぎのぬいぐるみ」を着て写真に写っていて・・・。
くるり第5話の感想
くるりの第5話は、ついにまことが幼い頃の記憶を思い出しました。
まことは、伊豆で育ち、8歳の頃両親が離婚。
母百合子の「どっち?」と迫る記憶は、パパとママどっちを選ぶの?という離婚問題についての苦い記憶でした。
母は、もちろんママと言ってくれるだろうと思っていたのに、どっちも選べなくて何も言えないまことに「要領がいい」と言ってしまったけれど、
やっぱり当時のまことにとって両親はどちらも大事で、選べないのは当然の事だったんでしょう。
結局両親は離婚して、まことは母と暮らして、母は再婚。
今の夫と再婚の時も、まことの後押しで結婚したエピソードがあり、人の気持ちを最優先する性格だったことが判りました。
だけど、まことは本当の気持ちを伝えることは苦手だったようです。
記憶を亡くしたけれど、今のまことの方が、会社を辞めて指輪職人になったり、自分のやりたい事にどんどんチャレンジしてキラキラしているように見えますね。
くるり第5話の考察!
うさぎのきぐるみは律で確定!?
はやり、うさぎのきぐるみは律のようです。
第1話で、まことはお花見の夜、うさぎのきぐるみを着た人物に後を追われ、転落して記憶喪失になっています。
うさぎのきぐるみはですから、楽しいイメージでも良さそうですが、まことはストーカーから逃げるかのように、走っていました。
やはり律がまことの過去に大きな爪痕を残しているのは確実です。
ただやっぱり、まことにとって公太郎は最終的に一番心が癒やされる存在なので、元彼候補としてふさわしいと予想しています。
「くるり」第5話に登場した絵本「きょうはなんのひ?」
「くるり」第5話のまことの衣装