ドラマ『虎に翼』第70回では、穂高(小林薫)と寅子(伊藤沙莉)が退任祝賀会の翌日に本音をぶつけ合う感動的なシーンが描かれます。
さらに、寅子は栄二(中本ユリス)と向き合い、彼の心を開かせようと奮闘します。
この記事では、第70回のあらすじ、感想、まとめを詳しくお伝えします。
放送枠 | NHK朝の連続ドラマ小説 |
---|---|
ドラマ名 | 虎に翼 |
放送日 | 7月5日金曜日 |
第14週タイトル | 女房百日馬二十日 |
「虎に翼」第70回(7月5日金曜日)のみどころ
- 穂高と寅子の感動的な最後
- 寅子と栄二の関係の進展
「虎に翼」第70回(7月5日金曜日)ネタバレ
穂高先生(小林薫)と寅子(伊藤沙莉)は祝賀会の翌日、長年抱えていた思いをお互いにぶつけ合います。
寅子の感謝と尊敬の気持ちを伝える
穂高先生の退任に際し、寅子はこれまでの疑問や感謝の気持ちを率直に伝えます。
穂高先生は、自分が古い考えにとらわれていたことを反省しました。
新しい価値観で、人びとを救うことができる人間である寅子を誇りに思いました。
寅子も、穂高先生からの教えを誇りに思っており、彼女の尊属殺に対する考え方を称賛します。
栄二との向き合い
一方、寅子は栄二(中本ユリス)と再び向き合います。
日本人の父とフランス人の母を持つ栄二は、両親の離婚により心を閉ざしていました。
寅子は栄二の心を開くため、じっくり話し合い、彼の気持ちを引き出そうと試みます。
寅子の本音の言葉に触れ、栄二は頼りたい存在を思い出します。
それは、父の姉であるカツエさんでした。
寅子がカツエさんを探し出すと、彼女は栄二を引き取ることを快諾します。
穂高先生を偲ぶ会
数日後、穂高先生は眠るように永眠しました。
竹もとでは、穂高先生を偲び、桂場、ライアン、多岐川、寅子が献杯します。
次々と偉大な先輩が亡くなることを寂しく感じるライアン。
桂場は、飲めない酒を餡をつまみにして飲み、「穂高リズム」はしっかりと染み込んでいると話します。
理想に向かって邁進すると言いながら、桂場は皿をかじります。
穂高先生が最高裁の尊属殺の判決に反対した意見には、法が道徳を否定するのは憲法違反だと記されています。
この問題は再び20年後に問われることになります。
優未の寂しさ
翌朝、優未は酔っ払って眠る寅子を見つめ、猪爪家に亀裂が生じていて・・・。
「虎に翼」第70回(7月5日金曜日)の感想
今回のエピソードでは、穂高と寅子の対話が特に感動的でした。
穂高の退任に対する寅子の率直な感情表現と、穂高の経験に基づいたアドバイス。
穂高先生も、真正面からぶつかる寅子の真剣さは、やっぱり嬉しいと思います。
この真剣さこそが、法に向き合う人間として一番大切なものです。
穂高先生の退任、そして永眠により、一つの時代が終わりを告げました。
穂高先生と喧嘩をした寅子は、どうなるかと思いましたが、最後は笑ってお別れできて、ホッとしました。
まとめ
『虎に翼』第70回では、穂高先生が亡くなったことで、寅子たちは、自分たちが主体となって動く時代を感じとっているようです。
そんな中、来週は、ついに寅子の娘・優未が寂しさをぶつける展開になりそうです!
「虎に翼」の気になる関連記事