ドラマ「虎に翼」第118回(9月11日水曜日放送)は、朋一(井上祐貴)が最高裁の判決に不満を抱き、のどか(尾碕真花)の結婚の約束を知ったことで、物語がさらに複雑化します。
また、昭和44年5月には安田講堂で逮捕された学生たちの刑事裁判が始まり、美位子(石橋菜津美)の裁判も注目されています。
今回は「虎に翼」9月11日118回のあらすじと感想、次回の展開予想をお届けします。
放送枠 | NHK朝の連続ドラマ小説 |
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ドラマ名 | 虎に翼 |
放送日 | 9月11日水曜日 |
第15週タイトル | 始めは処女の如く、後は脱兎の如し? |
「虎に翼」第118回(9月11日水曜日)のみどころ
- 薫の裁判と母親香淑の葛藤
- 女性法曹会での議論と女性裁判官の現状
- のどかの婚約者登場で揺れる家族の絆
「虎に翼」第118回(9月11日水曜日)ネタバレ
昭和44年4月、寅子(伊藤沙莉)は、女性法曹を集めた会議を主催します。
女性法曹会議と朋一の不満
よねや梅子、中山といった仲間たちとともに、当時の女性に対する不平等な状況に立ち向かおうとします。
特に、最高裁の人事局で行われた
「女性は裁判官にふさわしくない」
という発言に対して、寅子たちは強い憤りを感じ、彼女たちの決意が一層固くなります。
その日の夜、久しぶりに星家を訪れた朋一(井上祐貴)は、最高裁が下した判決に不満を抱いていました。
彼は、特に教師が有給休暇を利用して闘争に参加するのは許される一方で、裁判所職員がデモに参加した場合には厳しく処罰されるという状況に納得がいかず、怒りを募らせます。
「同じ公務員なのに、なぜこうも扱いが違うのか」
と朋一は寅子に問いかけますが、彼女は男女平等の進展がまだまだであることを冷静に伝えます。
のどかの婚約者と家庭の反応
朋一はそのまま星家に泊まることになり、妹ののどか(尾碕真花)から、
絵描きの恋人と結婚を考えていることを知ります。
この話を聞いた寅子と航一(岡田将生)は驚きます。
航一は内心複雑で、父親として娘の結婚を受け入れる心の準備ができていないことが伝わってきます。
学生たちの裁判と寅子たちの活動
昭和44年5月、安田講堂事件に関わった学生たちの裁判が開かれます。
20歳以上の学生が法廷に立ちますが、彼らは反省するどころか
「こんな場所で座っている暇はない!」
と裁判官に抗議するなど、法廷の空気は張り詰めます。
一方、薫(寅子の親友・香淑の娘)は学生運動に参加し、負傷した学生たちの治療を手伝っていたことが発覚します。
このため、薫には執行猶予が言い渡され、香淑は寅子たちに謝罪します。
美位子の裁判とその結果
美位子(石橋菜津美)の裁判は、情状酌量が認められた結果、刑が軽減されることとなりました。
しかし、よねの予想通り、検察はこの判決に異議を唱え、控訴に踏み切ります。
これにより、最高裁での二審が行われることが決まり、物語はさらなる展開を迎えることとなります。
斧ヶ岳美位子 ✎ #石橋菜津美
ある罪を犯し、よねたちに弁護を依頼。
事務所を手伝いながら、居候している。#朝ドラ #虎に翼 pic.twitter.com/z0J1MIq7KS— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) September 10, 2024
感想
特に朋一が最高裁の判決に苛立つシーン、彼の正義感が強く感じられてグッときました。
同じ公務員でも扱いが違うという現実に、確かに違和感を感じます。
そしてのどかの婚約者の存在が明らかになり、家族の反応がリアルで共感できました。
航一の戸惑いが、娘を持つ親として心配になる気持ちがすごく伝わってきました。
美位子の裁判に関しても、彼女が情状酌量を受けたことでホッとしましたが、検察の控訴でまだまだ波乱がありそうです。
次回がどうなるのか、ますます目が離せません!
次回の「虎に翼」では、朋一の不満がどのように物語を動かすのかが注目です。
彼の不満が原因で、最高裁の判決に対する抗議や行動が起こる可能性があります。特に、朋一が寅子や航一とどのように連携して問題を解決しようとするのかが見ものです。
また、美位子の裁判の行方が社会に与える影響も気になります。彼女の裁判が二審でどのような結果になるのか、
またそれが彼女自身や周囲にどのような波紋を呼ぶのかが注目されます。
さらに、のどかの結婚に関する情報が朋一や他のキャラクターに与える影響も、物語の進行に大きな関わりを持つ展開になりそうです。
まとめ
「虎に翼」第118回は、朋一の内面的な葛藤と、社会的な問題を扱った美位子の裁判が主な焦点となるエピソードです。
朋一が最高裁の判決に対する不満を抱え、のどかの結婚発表によって心情が複雑化する様子が描かれています。
また、安田講堂事件の裁判や、美位子の過去と裁判の行方が物語に深みを加えています。
次回以降の展開が楽しみであり、朋一、寅子、航一の関係性の変化や美位子の裁判がどのように物語を動かすのか、続きが気になります。