ドラマ「Destiny」の第3話(4月23日放送)は、奏は真樹がなぜ父の事で真樹の父と争っているのか、調べ始めます。
そんな中、知美夫婦の家で真樹と再会した奏は、心のブレーキが効かず・・・
それでは「Destiny」第3話のネタバレと感想、気になるポイントを考察しました。
Destiny前回のあらすじ
「横浜地検」中央支部の検事の西村奏(石原さとみ)は、カオリ(田中みな実)の死以来、姿を消した大学時代の恋人・野木真樹(亀梨和也)と12年ぶりに再会。
奏は、真樹の父で弁護士の父・野木浩一郎(仲村トオル)と言い争っているのを見かける。
「辻英介(奏の父)を殺したんだろう!」
という真樹は、
「だから俺がカオリを…!」
と言い争い・・・。
Destiny第3話ネタバレ
奏は、真樹とその父野木浩一郎が言い争っていた内容は何?
あれはいったいどういうことなのか?ず頭を駆け巡ります。
奏の父が自殺に追い込まれた理由
あんなに優しかった父・辻英介(佐々木蔵之介)が自殺した理由は何だったのか、奏は幼い頃の父との会話を思い出します。
幼い奏が、
パパの仕事はどういう仕事?
と聞いた時、父は
「正義を貫くこと。しかし正義を貫けるかどうか?」
と言ったことが忘れられずにいました。
現職国会議員の環境エネルギー汚職事件に関わっていた父は、
特捜の主任検事として捜査をしていました。
しかし国会議員側の弁護人・野木浩一郎は、奏の父が捜査を捏造したとしてねじ伏せたのです。
奏の父は懲戒免職処分を受け、逮捕寸前に自殺に追い込まれました。
そんな中、野木浩一郎が奏を訪ねてきます。
奏の上司の大畑節子(高畑淳子)は、
父の二の舞いになるな
と釘を差しました。
わざわざ奏に会いに来た野木浩一郎。
父の事で探りを入れに来たのだろう。
そう直感した奏は、なんで父が自殺に追い込まれたのか確認したいと言います。
野木浩一郎は、裁判の結果が全てだと奏を突き放します。
野木浩一郎が帰ると、支部長・大畑節子(高畑淳子)は奏に、
野木浩一郎のような手強い相手には、戦い方がある
と言います。
真樹の病状
その頃、真樹は、みなと中央病院にいました。
奏の恋人で外科医の奥田貴志(安藤政信)の診察を受けていて・・・。
貴志のプロポーズ
数日後、奏は貴志と一緒に長野の実家へ。
しかし、奏の頭の中は、父と真樹の事で頭がいっぱいでした。
一方、奏が貴志を連れてきたことで、母(石田ひかり)は浮かれています。
貴志は母の前でプロポーズし、奏はOKしました。
帰宅した奏に貴志は、結婚にこだわらないから・・・と言いつつ、
冷蔵庫に結婚指輪をサプライズで準備していました。
奏の父と真樹の父は同僚だった
奏は、実家のアルバムから、父と野木浩一郎が一緒に写っている写真を見つけていました。
さらに野木浩一郎を徹底的に調べると、元検事だということが判明します。
しかも、鹿児島地検で父の同僚として勤務していたのです。
実家で見つけた写真はその時のものでした。
しかし母は、知らない方が良いこともあると言い、父の事件を掘り起こそうとする奏に、もう忘れてと心配します。
そんな中、野木浩一郎の前に検事バッジをつけた男が現れ、
辻英介(佐々木蔵之介)の娘・奏に会ったか?
と圧力をかけていて・・・。
真樹がカオリの事件の犯人?
奏は、知美(宮澤エマ)の家に行き、プロポーズされたことを報告します。
しかし、浮かない顔の奏。
知美はすぐに、真樹の事が頭にあると察します。
知美にしか話せない・・・と切り出した奏は、
真樹の父・野木浩一郎が、カオリが死亡した事件に圧力をかけたのではないかと言います。
奏は、カオリの車のハンドルに「真樹の指紋」が残っていたことを調べ上げていました。
カオリの葬儀の後、真樹が
俺がカオリを・・・
と叫んだけれど、その続きは聞こえなかった。
だけどその続きは、
「殺した」
だったんじゃないか。
奏は、検事としての勘だと言います。
やっぱり真実を知りたい!!
そう決意する奏。
真樹と再会
すると、知美の夫・祐希(矢本悠馬)とが帰ってきます。
奏を見ると、固まる夫!
さらに、夫の後ろには真樹が!!
またしても再会した奏と真樹。
知美は、カオリの事件からずっと連絡しなかったのに、なんで今やってきたの?と不満を爆発させます。
去ろうとする真樹に知美は、
奏は結婚が決まったから近づかないで!!
と釘を刺します。
そうなんだ・・・と寂しそうにつぶやく真樹。
奏は、今しかない!!
自分の心の声に従って真樹を追いかけます。
「全部私が悪い」
と、知美は泣き崩れ・・・
奏と真樹のキス
真樹を見つけた奏は、
父と真樹の父の関係、そしてカオリの事故はどんな関係があるのか尋ねます。
真樹もそれを知りたいと答え、お互い何か分かったら連絡をしようと言って二人は別れました。
道の向こうから、手を離しちゃだめだと叫ぶ真樹。
大学時代に、絶対離れない手のつなぎ方を教えてくれた真樹を思い出した奏。
行っちゃ駄目だという心の声に背いて、奏は走り出します。
そして、真樹とキスをして・・・。
「Destiny」第3話の考察と感想
やっぱり、奏も真樹も忘れることができずに、あの頃の気持ちが再燃しましたね!
あの時と同じく、かなり熱烈なキスでした。
奏は、真樹に対する思いを封印して生きてきたんですよね。
その真樹が突如目の前に現れて、そして「奏・・・」と名前を呼ばれた瞬間に、あの頃の気持ちに、もう一瞬でワープ!!していましたよね。
実際、このドラマを見ていると、初恋や忘れられない人を思い出して、胸が締め付けられるような感覚になりますよね。
真樹は井戸掘りに?
気になったのは、カオリの事件の後、「真樹がどこに行ってたのか」です。
第3話で、この回答があったんですが
井戸を掘りに行ってた・・・
って、あまりにも唐突すぎて、ごめんなさい。笑ってしまったんですがw
この理由から、やっぱり父が「今は海外に身を隠しておけ」って言ったんじゃないかと予想してしまいます。
パパたちが同僚だった
奏と真樹の父親同士が、元同僚だったということも判明しましたね。
真樹の父・野木浩一郎は現在弁護士をしていますが、元々は検事でした。
奏の父親とは、鹿児島地検時代に同僚でした。
この鹿児島時代に、父親同士、なにかトラブルがあったのではないでしょうか。
考えられるのは、
①野木浩一郎は奏の父に嫉妬していた
奏の父があまりにも優秀で、野木浩一郎は嫉妬していたのかもしれません。
後に特捜のリーダー検事になった奏の父ですから、当時からかなり優秀だったのでしょう。
②奏の父が原因で野木浩一郎は検事から弁護士になった
奏の父が原因で、当時検事だった野木浩一郎は、弁護士になったのではないでしょうか。
奏の父に嫉妬心を持っていた野木浩一郎は、弁護士になって奏の父に勝つこと、それが目標だったのかもしれません。
③奏の父親と野木浩一郎は恋のライバル
奏の母役は、石田ひかりさんです。
父の件は、もう忘れて生きてほしいと言っていたあたり、何か匂いますよね。
もしかすると、奏の母を取り合ったライバルだった可能性もあります。
支部長・大畑節子(高畑淳子)
後もう一つ、気になるのは支部長・大畑節子(高畑淳子)。
高畑淳子さんの演技が大好きなんですが、やはりここでも光っていますね。
絶対に、大畑は奏の父と、野木浩一郎の事件を知っていますね。
大畑自身も、野木浩一郎には疑念を抱いていて、いつかギャフンと言わせてやる!と時期を伺っている気がしています。
「Destiny」キャスト相関図
\Destiny主題歌/