2024年4月1日よりスタートするNHK朝ドラ「虎に翼」。昭和6年の東京を舞台に、型破りなヒロイン・猪爪寅子(伊藤沙莉)が、女性初の三人の女弁護士の一人となるヒロインの波乱万丈な人生を描きます。
第1回では、女学校に通う寅子が、父・直言(岡部たかし)と母・はる(石田ゆり子)から次々とお見合いを勧められるところから物語は始まります。女学校卒業後は結婚し、家庭に入るのが当たり前とされていた時代に、自由を求める寅子は、型にはまらない生き方を模索していきます。
果たして、寅子は自身の夢と幸せを掴むことができるのでしょうか。
「虎に翼」第1回(4月1日放送)のあらすじ
第1週タイトル:「女賢しくて牛売り損なう?」
昭和6年、東京。女学校に通う寅子(伊藤沙莉)は、女学校卒業後は結婚し、家庭を守るのが当然という両親から次々とお見合いを勧められる。
しかし、寅子は納得できない。やりたいことはないものの、結婚するのも何か違うと感じている。
同級生で親友の花江(森田望智)に「親不孝」と言われ、三度目の正直と意気込んだお見合いの席で、寅子は調子に乗ってしまい…!?
「虎に翼」第1回(4月1日放送)キャスト
【出演】伊藤沙莉,石田ゆり子,岡部たかし,仲野太賀,森田望智,上川周作,桜井ユキ,藤森慎吾,松山ケンイチ,尾野真千子【脚本】吉田恵里香
\放送スタートまであと5日/
仲よしな猪爪家です!…が、いろいろな問題が起きるとか起きないとか…?ぜひ放送でチェックしてください#朝ドラ #トラつば #伊藤沙莉 #石田ゆり子 #岡部たかし#上川周作 #森田望智 #正垣湊都 #仲野太賀 pic.twitter.com/U53ywbZADo
— 朝ドラ「虎に翼」公式(4/1放送開始) (@asadora_nhk) March 27, 2024
「虎に翼」第1回(4月1日放送)ネタバレ
型破りなヒロイン寅子
昭和21年。
川のほとりで、笹舟を流す猪爪寅子は、明るく活発な性格で、型にはまらない自由な考え方を持つ女性です。
そんな寅子は、新聞の「日本国憲法」制定の記事を見て涙を流します。
「男女関係ない社会を目指す」
法の下では平等であること。
初の女性弁護士・猪爪寅子は「男女関係ない社会を目指す」という寅子の記事がスクラップされていました。
寅子は、死ぬほど努力をして高等試験(司法試験)に合格したけれど、法改正されてもなお、女性は不利な立場だが、弁護士の立場から変えていきたいという内容が書かれていました。
戦後間もない東京には、アメリカ軍人に群がる女たちや、家を失くした人が溢れていました。
桂場等一郎
寅子は、「人事課」に向かうと、桂場等一郎(かつらば とういちろう/松山ケンイチ)がいました。
後に、最高裁判所長官となる人物です。
桂場は、「君か・・・」と寅子を睨みつけます。
三度目の正直のお見合いで大暴走!?
時は遡り、昭和6年。
猪爪寅子は、女学校卒業後は結婚して家庭に入るのが当たり前という価値観に疑問を感じ、自分の道を模索していました。
両親から勧められたお見合いの前夜、寅子は家出しようとします。
どこに行くの?と尋ねる母・はる(石田ゆり子)に
「梅丸少女歌劇団にいく!」
と言います。
「女は家庭に入るべき」という言葉に、寅子は我慢の限界に達し、思わず本音をぶちまけてしまいます。
「私は結婚して家庭に入るだけの人生は嫌!自分のやりたいことを追求したい!」
しかし、はるは、何のために女学校に出したのか、良い方と結婚するためだったのにと嘆きます。
そんなやり取りが夜通し続き、お見合いの席では居眠りしてしまう寅子。
はるは、次々とお見合い話しを持ってきます。
三度目の正直のお見合いは、帝国大学を出で貿易会社に勤務する横山太一郎(藤森慎吾)でした。
寅子は横山の質問に、調子に乗って答えてしまいます。
突然の大暴走に、周囲も騒然となります。
最初は、斬新な意見に興味津々の横山でしたが、「女のくせに!」と言われてショックを受けます。
「虎に翼」第1回(4月1日放送)の感想
子役からスタートじゃないの??
朝ドラは、主人公の子供時代からスタートしますが、「虎に翼」は第1話から伊藤沙莉さんが登場していますね!
これは、新たな試みだと思いました!!
もしかすると、回想シーンなどで、ヒロインの幼少期が登場するかもしれませんね。
ブギウギの伏線がてんこ盛り!
寅子は、明日がお見合いと聞いて、夜中にこっそり家出をしようとしました。
それを母はるに見つかってしまい、どこに行こうとしていたのか聞かれると、
「大阪の梅丸歌劇団」
と答えました。
まさにこれ、ブギウギのスズ子がいた梅丸ですよw
あほのおっちゃんの伏線回収!?
寅子の父・直言こと、岡部たかしさんは、どひゃー!って感じでしたね。
ブギウギ「アホのおっちゃん」の伏線がやっと回収できたのかな?と思いましたw
あほのおっちゃんは、東京にいたんでしょうかw
直言は、戦後ですがめちゃくちゃ立派な家に住んでいますよね。
直言のモデルは、台湾銀行勤務で、寅子はシンガポール生まれです。
寅子の部屋の本棚には、梅丸歌劇団の本が置いてあったりと、ラクチョウのおみねさんのうような女性がいました。
また、ブギウギと同じ時代からスタートし、ブギウギの伏線がてんこもりでした!
朝ドラ「虎に翼」のタイトル
朝ドラ「虎に翼」のタイトルは、中国の思想家・韓非子の言葉「虎に翼」に由来しています。
これは、「鬼に金棒」と同じく、「強い上にもさらに強さが加わる」という意味です。
主人公の猪爪寅子は、自由を求め、自身の夢と幸せを追い求める型破りな女性です。
第1週のタイトル:女賢しくて牛売り損なう?
「女賢しくて牛売り損なう」という言葉は、女性が利口ぶってでしゃばると、かえって浅知恵を見せ、物事をやりそこなうことのたとえです。
しかし、このことわざは現代において、必ずしも正しいとは言い切れない側面もあります。
- 女性が自身の能力を発揮することは、社会全体にとってもプラスになる
- 知識や経験不足によって失敗することもあるが、失敗から学ぶこともできる
- 女性が自信を持って行動できる時代
ヒロインのトラコは、周囲の反対を押し切って法律家を目指し、様々な困難に立ち向かっていきます。
まさにトラコは、働く女性の道、司法の道をを切り開いていった第一人者です。
そんな寅子の強さと、夢に向かって突き進む姿を表しています。
強いトラコの人生が始まり、ワクワクしますね!
「虎に翼」のキャスト紹介
『虎に翼』全体相関図を公開!#朝ドラ #トラつば#4月1日スタート pic.twitter.com/RiOx9hiOjy
— 朝ドラ「虎に翼」公式(4/1放送開始) (@asadora_nhk) March 20, 2024
猪爪寅子 (いのつめ ともこ) | 伊藤沙莉 | 五黄の寅年に生まれる。あだ名は「トラコ」。モデルは、日本初の女性弁護士であり、後に裁判官として女性初の裁判所長も務めた三淵嘉子さん。 |
---|---|---|
猪爪はる(いのつめ はる) | 石田ゆり子 | 寅子の母。現実主義で、直言とは対照的に夢を語る寅子に、厳しい態度をとっている。 |
猪爪直言(いのつめ なおこと) | 岡部たかし | 寅子の父。大抵の事は笑って許してくれる優しい父親であるが、恐妻家である。法律を学びたい寅子の夢を応援している。 |
猪爪直道(いのつめ なおみち) | 上川 周作 | 寅子の兄。 |
猪爪直明(いのつめ なおあき) | 三山凌輝 | 寅子の弟。責任感が強く、家族のためなら自らを犠牲にすることも厭わない。 |
米谷花江(よねたに はなえ) | 森田 望智 | 寅子の女学校の同級生。寅子の兄・直道と婚約中。 |
佐田優三(さだ ゆうぞう) | 仲野 太賀 | 猪爪家の下宿生。両親を早くに亡くし、弁護士だった父に憧れ大学に通うも高等試験(司法試験)には不合格。昼は銀行で働き夜間は大学で勉学に励む。気弱で頼りないが優しく芯が通っている。 |
桜川涼子(さくらがわ りょうこ) | 桜井 ユキ | 虎子の大学の同級生。華族のお嬢さま。ファッションや行動が雑誌で取り上げられるほどの有名人。海外で過ごした経験もあり英語が堪能で、成績優秀。 |
桂場等一郎(かつらば とういちろう) | 松山ケンイチ | 司法の独立を重んじる気鋭の裁判官。寅子に対して、女性が法律を学ぶことに疑問を呈する。「法の世界」の手ごわい先輩だが、実は甘党。 |
「虎に翼」の放送時間一覧
曜日 | チャンネル | 放送時間 |
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月〜金 | NHK BSプレミアム/BS4K | 午前7時30分~7時45分 |
NHK総合テレビ | 【朝】午前8時~8時15分 | |
【昼】午後0時45分~1時 | ||
土(1週間の振り返り) | NHK総合テレビ | 【朝】午前8時~8時15分 |
【昼】午後0時45分~1時 | ||
土(1週間分を一挙放送) | NHK BSプレミアム/BS4K | 午前9時25分~10時40分 |
「虎に翼」の見逃し配信
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