ドラマ「ハヤブサ消防団」では、村岡町長(金田明夫)が登場し、ハヤブサでのアビゲイルの活動を容認しているようです。
実は、村岡町長には、写真の女性・展子との知られざる過去がありました。
村岡町長の正体と、展子との関係についてまとめました。
村岡町長役は金田明夫さん
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ドラマ「ハヤブサ消防団」で、八百万町の町長・村岡役は、金田明夫さんです。
村岡町長と山原展子の関係
原作では、村岡町長と山原展子の関わりは、複雑な運命の連鎖がありました。
太郎の家にあった写真の女性・山原展子は山原信匡の妾の子として生まれます。
展子の実母は、山原信匡に捨てられて自ら命を絶ち、
残された幼い展子は、山原家に引き取られ、信匡の息子(現在の村岡町長)の妹として育てられました。
しかし、山村信匡の死後、山原の妻はハヤブサから逃れるように八百万町に移り住み、
展子は江西家に養子に出されます。
その後、江西家に息子が生まれ(現在の住職)ますが、江西家は破綻。
江西夫妻が相次いでなくなり、展子は弟の江西(現在の住職)を仏教大学にまで出して育て上げます。
しかし、勤務先が倒産し、展子は全てが嫌になり、旅にでるとアビゲイルの教祖に出会って、入信したのです。
展子のハヤブサへの思い
享年二十九。展子は病死。
死に間際に展子は、ハヤブサでの日々を思い出し「あの頃が一番楽しかった」と涙を流しました。
程なくして、アビゲイルは凶悪な新興宗教団体としてマスコミを賑わせ、創始者は警察に逮捕されて教団は解散します。
この騒ぎを見ていた村岡町長は、村岡町長は、姉・展子が生きていたならば、今のような凶悪なアビゲイルにはなっていなかっただろう。
でも、このままでは展子という存在は忘れられてしまう。
そう思っていた頃、アビゲイルの創始者の高弟・杉森登弁護士は、展子によくしてもらったこともあり、展子の功績を称えてアビゲイルの聖母として展子を祀り上げます。
そして高杉は、展子が生まれたこの「ハヤブサ」をアビゲイルの聖地にしたいと村岡町長に話しをしにきたのです。
村岡町長は、アビゲイルの活動を止めることは有りませんでした。
その後、教団の聖地として、ハヤブサで活動するアビゲイル・・・。
そしてまた、事件を起こして解散します。
展子の墓
村岡町長は、展子に対する愛情と、過去の出来事に対する後悔、展子への償いの気持ちを込めて墓を建てました。
山原本家の跡地でした。
村岡町長と展子の辛い別れ
太郎は、その墓で合掌する村岡町長を見かけると、町長は全てを打ち明けました。
村岡町長は、展子を自分の妹として可愛がり、心から大切な妹と思っていたのです。
しかし、家族に引き裂かれ、名古屋の江西家に養子に出された小学2年生の展子は、
「お兄ちゃん!」
と何度も助けを求め、幼いながらもハヤブサへの強い想いを持ち続け、ハヤブサに帰りたいと願い手紙を出していました。
その後、電車の乗り方もよくわからないのに、一度だけ村岡を訪れた際、母が家に入れなかったけれど、
その時も「お兄ちゃん!」と何度も自分を呼び、頼ってきてくれた展子の声がずっと胸に残り続けていることを人目も憚らず涙を流して太郎に告白しました。
これからは、ここでずっと展子を守ることを誓うのでした。
まとめ
原作では、展子が養子に出されて過ごし、超絶ややこしい兄妹の関係性がありましたが、ドラマでは簡素化されているかもしれません。
村岡町長と写真の女性・展子の間には、辛い別れがあったんですね。
本当の兄妹ではないけれど、ずっと展子のことを思い続けてきた町長。
展子の生涯は、辛いことの連続でしたが、ハヤブサで兄妹として過ごした日々が一番楽しい日々だったなんて・・・。
胸が締め付けられます。
本来、平穏な田舎町のハヤブサ。
また、この平穏が戻って、幸せに暮らせる町になることを願います。
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今後の展開をこちらにまとめています↓
ドラマ「ハヤブサ消防団」の相関図
ドラマ「ハヤブサ消防団」のキャスト相関図はこちらです。
役名【キャスト】 | 役どころ |
---|---|
三馬太郎(みま たろう)〈35〉演 – 中村倫也 | スランプ気味の作家。亡父の故郷、山間の「ハヤブサ地区」に移住し、消防団に入団する。 |
立木彩(たちき あや)〈28〉演 – 川口春奈 | 東京から「ハヤブサ地区」に移り住んだ映像ディレクター。ハヤブサ地区の町おこしのためのドラマ制作を町役場と企画する。 |
藤本勘介(ふじもと かんすけ)〈35〉演 – 満島真之介 | 団員。「八百万工務店」勤務。幼少期に遊んだこともあり、太郎と仲良くなる。 |
徳田省吾(とくだ しょうご)〈50〉演 – 岡部たかし | 班長。呉服店「一徳堂」の二代目店主。骨董品を紹介するExTuber(動画配信者)。 |
森野洋輔(もりの ようすけ)〈56〉演 – 梶原善 | 副分団長。町役場の土木課に勤めている。 |
宮原郁夫(みやはら いくお)〈60〉演 – 橋本じゅん | 分団長。養鶏場「宮原養鶏」を営む。 |
山原賢作(やまはら けんさく)〈60〉演 – 生瀬勝久 | 部長。林業メーカー「山原林業」の社長。 |
中山田洋(なかやまだ ひろし)〈40〉演 – 山本耕史 | 東京にある出版社「草英社」の編集者。「小説れもん」での太郎の編集担当。 |
江西佑空(えにし たすく)演 – 麿赤兒 | 「隋明寺」の住職。住民たちからの人望も厚い。太郎の小説のファン。 |
野々山映子(ののやま えいこ)演 – 村岡希美 | 地区の住民。 |
村岡信蔵(むらおか しんぞう)〈65〉演 – 金田明夫 | ハヤブサ地区が属する八百万町の町長。 |
賀来武彦(かく たけひこ)〈50〉演 – 福田転球 | 協力団員。酒飲みの憩いの場「居酒屋サンカク」の店主 |
賀来好恵(かく よしえ)演 – 氏家恵 | 武彦の妻。「居酒屋サンカク」の女将。 |
山原展子(やまはら のぶこ)演 – 小林涼子 | 太郎の実家のアルバムに写真が載っている謎の女性。 |
山原倫子(やまはら りんこ)演 – 小林涼子 | 展子の母親。ある男性の妾で展子を出産するが、その男性に捨てられ、幼い展子を残し山で飛び降り自殺をしている。 |
「ハヤブサ消防団」のキャストの詳しい役どころやプロフィール出演作品はこちらでチェック♪
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